今井 剛(いまい つよし)



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山口大学大学院理工学研究科環境共生系専攻 環境計画学講座

担当学科:循環環境工学科(社会建設工学科)

教授・工学博士 (1965年9月13日生)


【研究分野】

衛生工学、環境工学

【所属学会】

土木学会、日本水環境学会、環境科学会、廃棄物学会、日本環境工学教授協会、日本下水道協会、IWA

【担当講義】

[学 部]環境学、東アジア文化論、環境管理論、環境浄化技術I、衛生工学I、環境情報学U及び演習、廃棄物処理工学、ものづくり創成実験、循環環境工学実験I、循環環境工学実験II

[大学院]リサイクル工学特論、都市環境工学特論、環境計測学特論、水質保全工学特論

【主な研究内容】

●高速回転ディスクを用いた余剰汚泥の高効率可溶化(資源化)処理に関する研究

●余剰汚泥のコンポスト化微生物資源としての有用性に関する研究

●排水処理における生物膜の内部構造およびそのモデル化に関する研究

生物膜内において排水処理を直接担う微生物群の諸性質および生物膜の内部構造を明らかにし、そのモデル化を行う。このモデルシミュレーションを通して排水処理の高効率化を図る。さらに排水処理の高効率化に関して、現行の処理施設との比較およびその改良という観点からの検討を行う。

●UASB(Upflow Anaerobic Sludge Blanket)におけるグラニュレーション機構の解明に関する研究

●生ごみ(厨芥ごみ)、余剰汚泥等の高含水率有機性廃棄物の生物学的処理に関する研究

●電磁エネルギーのみを利用した全く新しい排水処理法の開発

●膜分離装置として回転平膜を用いた高濃度活性汚泥法による難分解性廃液の処理に関する研究

●酸化チタンを用いた環境水の浄化に関する研究

●高濃度酸素水を用いた閉鎖性水域の底質浄化に関する研究

●菌類を用いた脱色処理プロセスの開発に関する研究

●嫌気・好気法を用いた脱色処理プロセスの開発に関する研究

●液膜式酸素供給方法の開発

●高濃度気体溶解水を用いた塩素代替殺菌プロセスの開発に関する研究

【将来展望】

○余剰汚泥等の高含水率有機性廃棄物の資源化処理システムの開発

○コンポスト化過程の把握と効率的なコンポスト製作手法の開発

○微生物の高集積化による高効率型排水浄化システムの開発

○生ごみ(厨芥ごみ)、余剰汚泥等の生物学的処理による資源回収及び減容化

○生物膜内における微生物の諸性質および膜内の内部構造の解明

○高濃度酸素水を用いた環境水、閉鎖性水域の底質の浄化

○マイクロバブル技術や液膜式気体溶解技術を利用した水環境浄化


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