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令和5年度 山口県大学ML連携特別展

信仰とマツリ
〜人が生み出す精神文化〜

 山口県大学ML(ミュージアム・ライブラリー)連携事業は、全国に例を見ない広域大学博物館図書館連携事業です。
 当事業は、山口県に所在する大学の博物館と図書館が連携し、各館に収蔵される貴重学術資料や研究成果を、学内ばかりでなく広く地域に公開することにより、大学博物館・図書館の機能や存在意義を紹介することを目的としています。
 長引く新型コロナウィルスの影響もようやく落ち着きを見せ始め、通常の社会生活に少しずつ戻り始めています。連携特別展への参加も12大学14館まで回復しており、「うみだす」を共通テーマに展示行うことになりました。

形に残らないものは解釈が難しい
 考古学において、マツリの道具(祭祀遺物)ほど取り扱いにくい遺物はありません。単純に道具の形の違いによって分類し、時系列順に出現・消滅の時期を明らかにするという研究は比較的容易なのですが、その道具が具体的にどのように使われたのかを解明し、その道具から当時の世界観や信仰といった形に残らない「精神文化」を復元する作業は、非常に困難だからです。そうした意味では、祭祀遺物の大半はいまだ謎に包まれていると言って良いでしょう。
 今回の展示では、『信仰とマツリ』と題して、当館と人文学部が所蔵する数々の祭祀遺物をご紹介します。各資料には解説文も付けておりますが、あくまで「現状での仮説」としてお読み頂ければ幸いです。

主   催:山口大学埋蔵文化財資料館
出展協力:山口大学人文学部
会   場:埋蔵文化財資料館展示室
会   期:令和5年11月6日(月)
       〜令和6年1月31日(水)
開館時間:9時〜17時
休 館 日:土・日・祝日
       12月28日(木)〜1月4日(木)
入 館 料これまで通り無料!



クリックでチラシ裏面を確認
冬が近づく中、山口県大学ML連携特別展オープンです
設置しきれなかった解説パネルはデジタル化してます
今回の展示テーマは「信仰とマツリ」

暮らしの中でのマツリに使われた道具や


宗教(信仰)にまつわる道具


少し風変わりなマツリの道具などを大公開


山口県大学ML連携特別展では久しぶりのスタンプラリーを行っています
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