ゴンブリッチ『アビ・ヴァールブルク伝』
E. H. ゴンブリッチ『アビ・ヴァールブルク伝 ある知的生涯』 鈴木杜幾子訳 晶文社 1986年8月
目次
1 序
2 前奏曲(一八六六〜一八八六)
3 青年期の教師たちと勉学(一八八六〜一八八八)
文化の心理学
考古学と美術史
ミュンヘン、フィレンツェ、ボンからの出発
4 ボッティチェルリに関する学位論文(一八八八〜一八九一)
5 美術史を超えて(一八九一〜一八九七)
哲学に関する読書と美学に関する断片
ページェントリーの研究
アメリカへの旅行
現代芸術
6 フィレンツェ研究への回帰(一八九七〜一九〇四)
ルネサンス美術=レオナルド
ニンファについての断片
7 成果と後退(一九〇〇〜一九〇四)
8 心理学的な問題としての様式間の葛藤(一九〇四〜一九〇七)
障害としてのゴシックのレアリズム
現代との照応
触媒としてのゴシック
味方としてのゴシック
対立するものの調和
古典古代の情念とその危険
9 星々(一九〇八〜一九一四)
神々と魔神たち
魔術と論理の間で
10 魔に憑かれた宗教改革時代(一九一四〜一九一八)
11 回復と総合(一九一八〜一九二三)
蛇儀礼についての講演
12 研究生活への復帰(一九二四〜一九二六)
レンブラントについての講演
13 社会的記憶の理論
14 象徴の生命(一九二六〜一九二九)
15 最晩年のプロジェクト―ムネモシュネ
16 美術史学におけるヴァールブルクの位置
17 ヴァールブルク文庫の歴史(一八八六〜一九四四) フリッツ・ザクスル
注
訳者解説・ヴァールブルクの美術史学
文献目録
1 ヴァールブルクの刊行著作目録
2 ヴァールブルクの未刊行著作目録
3 ヴァールブルクに関する文献
索引
※ページ数は省略