ヴェルフリン『美術史の基礎概念』


ハインリヒ・ヴェルフリン『美術史の基礎概念 近世美術における様式発展の問題』 海津忠雄訳 慶應義塾大学出版会 2000年8月

目次

 凡例
 第一版序
 第六版序
 第八版まえがき
 第一三版序(ヨーゼフ・ガントナー)
 第一七版まえがき(ヨーゼフ・ガントナー)
序論
  1 様式の二重根源
  2 最も普遍的な表現様式
  3 模倣と装飾
第一章 線的なものと絵画的なもの
 総論
  1 線的(線画的・彫塑的)と絵画的
  2 客観的に絵画的なものとその逆
  3 総合
  4 歴史的なものと国民的なもの
 素描
 絵画
  1 絵画と素描
  2 実例
  3 色彩
 彫刻
  1 総論
  2 実例
 建築
  1 総論
  2 実例
第二章 平面と深奥
 絵画
  1 総論
  2 典型的なモティーフ
  3 素材による考察
  4 歴史的なるものと国民的なもの
 彫刻
  1 総論
  2 実例
 建築
第三章 閉じられた形式と開かれた形式―構築的と非構築的
 絵画
  1 総論
  2 主要なモティーフ
  3 素材による考察
  4 歴史的なるものと国民的なもの
 彫刻
 建築
第四章 多数性と統一性―多数的統一性と単一的統一性
 絵画
  1 総論
  2 主要なモティーフ
  3 素材による考察
  4 歴史的なるものと国民的なもの
 建築
  1 総論
  2 実例
第五章 明瞭性と不明瞭性―無条件の明瞭性と条件つき明瞭性
 絵画
  1 総論
  2 主要なモティーフ
  3 素材による考察
  4 歴史的なるものと国民的なもの
 建築
まとめ
  1 美術の外的歴史と内的歴史
  2 模倣の形式と装飾の形式
  3 発展の理由
  4 発展の周期性
  5 新たな始まりの問題
  6 国民的性格
  7 ヨーロッパ美術における重心の移動
 あとがき 一九三三年の修正

 訳注
 解説(海津忠雄)
 謝辞
 挿図一覧
 索引

  ※ページ数は省略