1.90年代アジア・ブーム回顧
1-4. まとめと検討課題

まとめ

1.アジア現代美術への注目は90年代から本格化 し、「アジア現代美術ブーム」は1994年に顕在化

2.アジア現代美術に触れる機会として、公立美術館、画廊等で開催される企画展のほか、アート・フェアも存在。1993年にはアジア太平洋地域に特化した美術雑誌が創刊された。

3.展覧会企画は、2002年にサッカー・ワールド・カップ開催に合わせた日韓交流展が集中。2003年は小休止状態にあるように見える。

検討課題

1.年表の拡充

2.展覧会図録の収集

3.新聞・雑誌記事の収集

4.論文の収集

5.アジア・エリアで発行されている美術雑誌の調査・収集

6.音楽、映画など他の文化領域での交流を視野に入れたアジア・ブームの全体像とアジア現代美術ブームとの比較

7.海外旅行キャンペーンの広告イメージを中心にアジア・イメージの変遷を跡付ける

8.アセアン文化センター設置の背景を探る

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