第８回イスタンブール・ビエンナーレ
9/18-11/16
アントレポ４展示ホールほか、市内各所
雑誌記事
市原研太郎｢『ポエティック』と『ジャスティス』の再定義｣、『美術手帖』第55巻842号、2003年12月、150頁。
"…タイトルは｢ポエティック・ジャスティス｣である。耳慣れない言葉だが、現代美術が今日抱える重大な問題に、真正面からアプローチする意図がはっきりと示されている。…(中略)…ひとつは、キャメロンによってポエティック(詩的)と形容された主観的な志向性、もうひとつは、ジャスティス(正義)の成就に収斂される社会的な志向性。"
"ふたつの潮流はお互いに無関係ではないがゆえに、それらは結びつけられる。公私の関係だからというのではなく、それが時代の変動のなかで再定義され再編成されなければならないからだ。両立不可能となった二項の分裂が、21世紀に持ち越されて解決を待っている。"
日本語サイト
テレビ美術館 バックナンバー / 第８回イスタンブール・ビエンナーレ
オフィシャル・サイトより
イスタンブール文化芸術財団(English) / BIENNIAL
Information
Opening Activities / Panel Discussion
9/20(土) Art and Societies in Transition
(Mimar Sinan University Faculty of Fine Arts Auditorium)9/21(日) Justice and the Creative Act
(Mimar Sinan University Faculty of Fine Arts Auditorium)9/22(月) New Countries-New Identity-New Art
(Proje 4L - Istanbul Museum of Contemporary Art)The Geopolitics of Culture
(Mimar Sinan University Faculty of Fine Arts Auditorium)Radical Poetics
(Mimar Sinan University Faculty of Fine Arts Auditorium)Curator
ダン・キャメロン
シニア・キュレーター、ニュー・ミュージアム(ニューヨーク)
Concept
詩的正義
・42カ国から85人のアーティストが参加(Source: Flash Art International)
・一見、相対する概念に思われる詩と正義とを協働させる領域における現代の創造的な活動を紹介
・「正義とは何か？」「なぜ正義が火急の問題になったのか？」「グローバリゼーションが進行する現代に正義は可能か？」といった問いを投げかける
Artists
Venues
アントレポ４展示ホール
1階
10 Monica Bonvicini 《地獄への階段》、(2階部分)、2003年
15 Jun Ngyyen-Hatsushiba 《新年祝賀プロジェクト、ベトナム II》、2003年、ヴィデオ
(部分)(Source: Universes in Universe / Jun Ngyyen-Hatsushiba)18 Yoshua Okon 《三角形組み》、2003年、ヴィデオ・インスタレーション
23 Kutlug Ataman 《1+1=1》、2002年、DVD2枚、2画面インスタレーション
2階
01 Julie Mehretu 《実験的構成》、2003年、アクリル、インク・カンヴァス
02 Do-Ho Suh 《階段》、2003年、ナイロン
(部分)(Source: Universes in Universe / Do-Ho Suh)03 Andreja Kulunicic 《正義の配分》、2001-2003年、多元的プロジェクト
→サイト：Distributive Justice
08 Surasi Kusolwong 《タイ式ボクシング》、2003年、ボクシング・イベント、ほか
(会場風景1)、(2)、(3)(Source: Universes in Universe / Surasi Kusolwong)21 Alexander Apostol (左)《私が求めているものは…(A)》、2002年、デジタル写真、(右)《ヨーロッパのタワー》、2003年、、デジタル写真
《ヨーロッパのタワー》(Source: Universes in Universe / Alexander Apostol)22 Monika Sosnowska 《無題》、2001/03年
(部分)(Source: Universes in Universe / Monika Sosnowska) ※参考：ヴェネツィア・ビエンナーレ2003出品作25 Ann Hamilton 《嘆願》、2003年
27 Mariene McCarty 《マルレーヌ・オリーヴ》、2003年、グラファイト、ボールペン・紙
28 Jose Legaspl 《痰》、2003年、木炭、チョーク・紙
(部分1)、(2)(Source: Universes in Universe / Jose Legaspl)ミマル・シナン大学、トファネ=イ・アミレ文化センター
01 Michael Riley 《帝国》、1997年、DVD(35ミリ映画から変換)
05 Csorgo Attila 《オレンジ=空間》、2003年、球状のモノクロ写真が撮影可能な自作カメラ
07 Pascale Marthine Tayou 《モットー(無題)》、2003年
(部分1)、(2)、(3)(Source: Universes in Universe / Pascale Marthine Tayou)08 Danica Dakic 《囲む》、2003年、ヴィデオ・インスタレーション、サラウンド・サウンド・システム
ヤレバタン貯水施設(水中宮)
02 Bruno Peinado 《無題》、2003年、ネオン、コンクリート・ミキサー、ミニバイク、ミラー・ボール
ハギヤ・ソフィア美術館
01 小沢剛 《ベジタブル・ウェポン》、2003年
(会場風景)、(部分)(Source: Universes in Universe / Tsuyoshi Ozawa)06 Kendell Geer 《現在の緊張》、2003年
(会場風景)(Source: Universes in Universe / Kendell Geer)ギャランティ・プラットホーム現代美術センター
市内プロジェクト
07 Dorice Salcedo 《無題》、2003年
(部分1)、(2)、(3)、(4)History
Archives
Sponsors
Press
関連サイト(海外)
Universes in Universe / 8th Istanbul Biennial, 2003
Flash Art International / 8th Istanbul Biennial
absolutearts / 8th Istanbul Biennial
LightMillennium
/ Poetic Justice: Concept by Dan CAMERON
/ The Opening Ceremony of the 8th Istanbul Biennial(04/1/15)