椿昇「国連少年」展


 3/23-6/8 水戸芸術館現代美術ギャラリー


会場プラン

 

出品作品 ※展示の順に紹介

第1室(7室)

 ・武器庫:ブリーフィング・ルーム

第2室(6室)

 ・言語の回廊:ステイトメント・ルーム

 ・「ラムズフェルドの黒板」
   この戦闘で着用される制服は
   砂漠用の迷彩服だけではありません。
   銀行の役員が着用する縦縞のピンストライプのスーツも
   プログラマの普段着もどれもが立派な制服なのです

 ・「マクチェスニーの黒板」
   現状維持に優る代案はないという考えは、
   人間の条件を改善する驚くべき技術が存在する時代に、
   以前にもましてひどいこじつけである。

   確かに実際に機能をする、自由で人間的なポスト資本主義秩序を
   いかに築くかということは未だはっきりとしていない。
   そうした考え自体ユートピアの雰囲気を持つ。
   しかし、奴隷制を終わらせ、民主主義を確立することから、
   形式としての植民地主義を終わらせることまで
   歴史のあらゆる前進は、
   前にそんなことをしたことがないからそんなことをするのは不可能だという考えを、
   どこかで打ち破ることだった。

 ・「サイードの黒板」
   家屋の崩壊、拷問、教育権の否定などは、
   それがどこで起きようが阻止されねばならない。
   私が知りうる限り、
   そのような枠組みを両生させるために必要なのは教育であり、
   自由な対話を促進することであり、
   また巧妙に隠蔽された手前勝手な弁舌や戦闘用語、宗教的狂信
   そして予防的「防御」などといったものを排する知的誠実さのみである。

第3室(5室)

 ・劣化ウラン弾処理工場:クマとフラッグ

 ・「ココロはっ犬」バナー(完成:03/05/27)

第4室(4室)

 ・軍服製造所:サバイバル・フォーム

 ・シックス・センチ

 ・ファット・オブ・ファット

第5室(3室)

 ・地雷除去ロボット工場:PENTAと地雷(LANDMINE)

第6室(2室)

 ・作戦室:作戦司令室

第7室(1室)

 ・広報室:ホワイト・ルーム

※会場プランも含め、画像はすべて椿昇 「国連少年展」 実況BLOGより転載。但し、各室展示風景(640×480ピクセル)は講義で使うパソコンのモニタサイズに合わせ高さ560×420ピクセルにリサイズした。
※なお、第2室の黒板メッセージの赤字強調は本サイト作成者藤川による。

(03/06/04)