フルクサス展―芸術から日常へ
2004.11/20-2005.2/20 うらわ美術館
カタログについて
ごあいさつ
PREFACE
開催にあたって/吉本麻美
作品図版
イヴェント記録
フルクサス・ユニバース/秋山邦晴、靉嘔、塩見允枝子
Fluxus Universw AKIYAMA Kuniharu, Ay-O, SHIOMI Mieko(Chieko)
アーティスト・マップ
関連年表
出品作家リスト
主要参考文献
作家別索引
作品別索引
(付属)イヴェント・マップ
◆企画のねらい
吉本麻美「開催にあたって」より
p.6 "主にアメリカ、そしてヨーロッパで展開したフルクサスであるが、日本の果たした役割も決して小さくない。禅の思想は初期のフルクサスに影響を与え、靉嘔、一柳慧、オノ・ヨーコ、久保田成子、小杉武久、斉藤陽子、塩見允枝子、刀根康尚、ワダヨシマサなどのアーティストが多数参加し、それぞれに個性あふれる活動を繰り広げた。そのため日本でもフルクサスを精力的に取り上げ、アーティストが一堂に会するフェスティバルを企画すべきだという声が内外にあったものの、主体的に取り組んでいたのは一部の作家やギャラリーに限られていた。美術館では1995年ワタリウム美術館の「フルクサス」、2001年国立国際美術館の「ドイツにおけるフルクサス1962-1994」に続き、今回が国内で自主的に企画される初めての展覧会となる。"
pp.6-7 "一方フルクサス・エディションに関しては、フルクサスという文脈のみならず、当館の収集方針の一つである「本をめぐるアート」という観点からも、プロデューサー、エディター、デザイナー、ディストリビューターとして出版物を一手に引き受けたマチューナスとその作品は見過ごすことができない。"
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