ガンダム―来たるべき未来のために

七月十五日〜八月三十一日  サントリーミュージアム[天保山]


サントリーミュージアム外観 撮影コーナー

出品作品紹介ITmediaより転載)

西尾康之《crash セイラ・マス》 会田誠《ザク〔戦争画RETURNS番外編〕》 小谷元彦《胸いっぱいの愛を》(部分)
NTTL(ニュータイプテクノロジーラボ) 〔フラナガン機関内〕《サイコ・コミュニケーター・システム》 田中功起《ピキピキーン〔劇場版〕》  
 

参考作品

《アッツ島玉砕》、1943年、油彩・カンヴァス、193.5×259.5センチ、東京国立近代美術館(無期限貸与作品)
 画像ソース
   上:岩本真一/「戦前」と「戦後」は断絶しているのだろうか?

   下:Today's Weathercast

講義ノート

展覧会図録

・会期中の販売が中心(売切れ御免)

・書店で入手出来ない

・特殊な図書館にしか置いていない(美術館の公開図書室)

 東京国立近代美術館

 東京都現代美術館

 横浜美術館

 愛知県美術館

 兵庫県立美術館

 国立新美術館(2006年度開館予定)

・印刷物における色の再現性(紙とフィルムの再現力=2重に隔てられている)

オリジナル→ポジ撮影→ポジのスキャン→四色分解→印刷

美術展とマンガ、アニメ

・美術展の大衆化、観客動員数重視/文化事業予算の削減

・海外で評価される「ジャパニメーション」

・大友克洋「アキラ」(1988年)、押井守「攻殻機動隊」(1995年)→「マトリックス」(1999年)

・村上隆「リトル・ボーイ

ギーク

・もともとは、サーカス等で珍奇さを売り物にするしかない下層芸人に対する侮蔑語。転じて、周囲と没交渉的に特殊な趣味にのめり込んだ一部のテクノ・エリートたちを指すようになった。

学芸員と独立キュレイター

公立美術館(税金で運営、議会=市民の声)の諸制限⇔企画の自由度

戦争画

"三八年陸軍は有力画家十数人を戦地に派遣した。三九年これら従軍画家が陸軍美術協会を結成し、陸軍報道部の支援をうけて勢威をもつと、それにならって海軍美術協会、航空美術協会、忠愛美術院などの御用団体が簇生し、四〇年大政翼賛会の傘下団体となった。太平洋戦争に入ると、陸海軍は中堅以上のめぼしい美術家を報道班員として戦地に動員し、作戦記録画と宣撫工作にあたらせ、四二年横山大観を会長とする大日本美術報国会が、発足した。四三年結成の美術及工芸資材統制会が、配給権を独占して思想・表現の傾向により材料を割り当てたため、戦争画以外は制作・発表の道を絶たれた。"(針生一郎)『日本美術史事典』、平凡社、一九八七年


リンク

ITmedia Games/ ガンダムにおける「戦争」、「進化」そして「生命」―「GUNDAM―来たるべき未来のために―」開催

サントリーミュージアム[天保山]

美術図書館横断検索(ALC)

視点:美少女フィギュア、NYクリスティーズ表紙を飾る(日経BP、2002年4月26日)

クリスティーズ/戦後・現代アート(2002年5月)

artnet / Miss Ko2

公文俊平「情報社会学序説―ラストモダンの時代を生きる」

「大塚康生原画展」(2002年、CS赤れんが)

(二〇〇五年十月十八日)