美術史二〇〇六


西欧美術史学の歴史(五)超領域化

エルンスト・H. ゴンブリッチ『芸術と幻影』(一九六〇年)

マイケル・バクサンドール『15世紀イタリアにおける絵画と経験』(一九七二年)

 

スヴェトラーナ・アルパース『描写の芸術』(一九八三年)

ハンス・ベルティング『美術史の終焉?』(一九八五年)

グリゼルダ・ポロック『視線と差異 フェミニズムで読む美術史』(一九八八年)

リンダ・ノックリン『絵画の政治学 フェミニズム・アート』(一九九一年)


作品から表象へ

「対象」→「関係⇔行為」

生産美学→受容美学


コペルニクス的転回(天動説→地動説)

天動説=「私」は不動、周りが変化する

地動説

・自転=毎時約一四〇〇q。毎秒約三八八m。

・公転=毎秒約二九・七八q。約三〇q。

・銀河系内部での太陽系の回転=毎秒約二二〇q。約二億二、六〇〇万年で一周。


科学の再帰的段階(ウルリッヒ・ベック)

“科学はみずからの生みだしたリスクを対象とし、さらにはみずからの存立基盤そのものも問い直すことを迫られる…(中略)…この再帰的科学化の段階では、科学と実践との境界線が変容を迫られるのである。…(中略)…再帰的近代では、社会学もまたその知識を制度化された社会学の内部だけではなく公共圏とのかかわりにおいて生産せざるをえなくなる。”

川野英二「訳者解説 1概念を喪失した社会」、ウルリッヒ・ベック『グローバル化の社会学』(国文社、二〇〇五年)、三〇八頁。

・ニュー・アートヒストリー

・フェミニズム

・視覚文化論

…現象学、記号論、構造主義、ポスト構造主義、脱構築、ポスト植民地主義


日本における「美術」研究

椹木野衣『日本・現代・美術』(新潮社、一九九八年)

北沢憲昭『境界の美術史 「美術」形成史ノート』(ブリュッケ、二〇〇〇年)

北沢憲昭『眼の神殿 「美術」受容史ノート』(美術出版社、一九八九年)

佐藤道信『明治国家と近代美術 美の政治学』(吉川弘文館、一九九九年)

佐藤道信『<日本美術>誕生 近代日本の「ことば」と戦略』(講談社、一九九六年)