基礎セミナー二〇〇六


<第六講> 速読―意識の網/近代まで

速読

四秒に一回頁をめくる。これを一定リズムで繰り返す。

ex. 二五〇頁程度(新書など)なら八〜一〇分でめくり終わる

速読⇔熟読

1.積読(つんどく)―買っただけ。手元に置いておくことに意義。目に見える場所にあれば、「いつか読まねば」という良い意味での精神的なプレッシャーに。向上心を育む。

2.「通読」(つうどく)―本屋の中を散策しただけ。書棚に同時代の傾向を読む。どんなタイトルが出ているか。どんなキーワードがもてはやされているか。自分の守備の薄いところはどこか。

3.熟読

4.速読

※熟読もいろいろ

イ.味わって読む

ロ.線を引きながら読む

ハ.ノートを取りながら読む

ニ.書評を書く(=書いて初めて内容が身につく)

速読の背景

・読書体験+経験の蓄積→意識の網

・「行間を読む」→頁間、章間

・情報の圧縮と展開

・意識の集中→精度を上げる努力