◆ビエンナリゼーション
双年展化/三年展化
“双年展化”のGoogle検索結果1件
“与此同时,我们也意识到双年展化被制度化引发的问题。倘若回眸历史,就会发现双年展、 三年展的历史渊源,但它们在每个历史 ... 这种文化现象无非说明了双年展化和三年展化 方向性并不明确,或缺乏文化自信心。我想,如果对比以往的艺术展览,就会发现问题”
(7/4/06)
◆グローバリゼーションとその類語(一)
・コスモポリタニズム(世界市民主義・世界主義)
・インターナショナリズム(国際主義)
・グローバリズム(地球主義)
・グローバリゼーション(地球規模化・全球化)
◆グローバリゼーションとその類語(二) 初出
◎『日本国語大辞典 第二版』(小学館、二〇〇一年)より
・世界市民主義 →エントリーなし
・世界主義
*日本の下層社会(1899)〈横山源之助〉日本の社会運動・三・一「思想界に於て日本主義世界主義の名称出でたる戦争の影響にあらざるか」
*嚼水冷語(1899)〈内田魯庵〉「国家主義と世界主義との衝突の如き久しき以前から擾れて何時までも中々に解けざる問題である」
・国際化
*新西洋事情(1975)〈深田祐介〉泣いてパリに馬謖を斬る「ほかの男ならだれでもいいが、あいつだけはいかん、国際化時代に会社の恥になる」
・国際主義
*袖珍新聞語辞典(1919)〈竹内猷郎〉「国際主義 internationalism」
*学生と教養(1936)〈鈴木利貞編〉学生に対する一般的助言〈安倍能成〉四「ソヴィエット聯邦は国際主義を標榜しないことはないが、その国際主義なるものも、近頃に至って益々自国中心の国家主義のカムフラージュに過ぎないことを示したやうである」
*露西亜評論(1918)七月号・混沌より混沌へ〈茅原崋山〉「過激主義は徹底した純粋の国際主義である」
・地球主義、地球規模化、全球化 →エントリーなし
◎『広辞苑』(岩波書店)
第三版(1983年) →エントリーなし
第四版(1991年) グローバル
◎『現代用語の基礎知識』(自由国民社) ※時局月報社による一九四八年版の一九七八年復刻版などあり。
1963年=“グローバリスト、“グローバリズム”、“グローバル”、“グローバル・クォータ”、“グローバル予算”
グローバリズム=地球を一つの村にしようという主義、またはその運動をいう。その村のことをグローバルビレッジという。
1982年=“グローバリスト”、“グローバリズム”、“グローバル”、“グローバルウォー”、“グローバル経営”、“グローバル・パワー”、“グローバルビレッジ”
1983年 「グローバリズム」、「グローバル・パワー」、「グローバルビレッジ」が最新重要語として四角囲いに入れられる。
1986年 “グローバル・オーガナイザー戦略”、“グローバルテン”が追加
1987年 “グローバリゼーション”が追加
企業白書、昭和六〇年版「グローバリゼーション―新しい国際化の進展」
1989年 “グローバリゼーションの記載が二箇所に
“工業化および金融のグローバリゼーションにより、先進国はサミットやG5の場での政策協調……”(二一四頁)
“企業のグローバリゼイションの展開に伴い、地域に根ざした経営戦略を展開するため……”(四四九頁)
1990年 “グローバリゼーション”の記載が三箇所に/“グローバル化”が追加
グローバル化時代の「統合」と「分散」=九〇年代から二一世紀へ向けたメガ・トレンドは、「より人間的な社会」をめざす非中央集権化(一五六頁)。
◆グローバル/グローバリゼーションの初出
◎『メリアム=ウェブスターズ英英辞典』
1951年 「グローバライジングの過程」としてのグローバリゼーションの最初
1944年 グローバライズの使用例の最初
◎アンソニー・ギデンズ『暴走する世界』(ダイヤモンド社、二〇〇一年)
“「グローバリゼーション」という用語は、学術論文でも日常会話でも一九八〇年代後半までほとんど使用されていなかった”(二二頁)
◆リンク
国立国語研究所「外来語」委員会、平成18年3月13日作成