プライスコレクション 若冲と江戸絵画
東京国立博物館 七月四日〜八月二十七日
◆展覧会の構成
T 正統派絵画
U 京の画家
V エキセントリック
W 江戸の画家
X 江戸琳派
◆プライスコレクションについて
ジョー・プライス「エツコ&ジョー・プライスコレクションについて」、『プライスコレクション 若冲と江戸絵画』(東京国立博物館ほか、二〇〇六年)、九―一五頁。
父は石油・ガス等のパイプライン敷設事業の先駆者。世界規模で活躍。
妻悦子氏は、プライス氏日本滞在時の通訳。京都で出会う。
フランク・ロイド・ライトから自然に敬意を払うことを学び、ブルース・ゴフ(建築家)から自分の道を進むための勇気を授かった。
一九六三年の初来日以来、江戸絵画を中心に日本美術のコレクションを形成。自然に対する敬意と愛情の有無が選別の指針。
“すべての作品について一貫して言えることは、美しさの質と線の精緻さである。私は、いかなる助言を受けることなく、美術品を蒐集してきた。その際、日本語の読み書きや会話ができないことが、利点となったのは確かだ。なぜなら、私は落款や印章ではなく、画家の腕前だけを頼りに屏風や掛軸を選ばざるを得なかったからである。”(一五頁)
◆リンク
(10/16/06)
九州国立博物館/プライスコレクション 若冲と江戸絵画=平成十九年一月一日(月)〜三月十一日(日)
(11/14/06)