開館十周年記念

雅/俗 浮世絵に見る風雅と風俗

山口県立萩美術館・浦上記念館 六月十日〜七月三十日


展覧会の構成

プロローグ

第1章 江戸時代前期の浮世絵 浮世絵の誕生から錦絵誕生前夜

第2章 江戸時代中期の浮世絵 錦絵の誕生から浮世絵の黄金時代

第3章 江戸時代中期の「雅」の世界

第4章 江戸時代後期の浮世絵 浮世絵の爛熟期


関連年表

慶長十一年 一六〇六 この頃から『嵯峨本』の出版が始まる。
元和    
寛永    
慶安    
承応    
明暦三年 一六五七 明暦の大火。
万治    
寛文    
延宝    
天和二年 一六八二 井原西鶴『好色一代男』。
貞享五年   契沖『万葉代匠記』。初期国学の代表作。
元禄十五年 一七〇二 松尾芭蕉『おくのほそ道』。
元禄十六年 一七〇三 近松門左衛門作、『曾根崎心中』初演。
宝永    
正徳    
享保十六年 一七三一 沈南蘋、長崎に来朝。南蘋派の流行。
元文    
寛保三年 一七四三 この頃、紅摺絵の誕生
延享    
寛延    
宝暦九年 一七五九 円山応挙、この頃、眼鏡絵制作。
明和二年 一七六五 絵暦交換会が流行。錦絵誕生。
安永三年 一七七四 杉田玄白、前田良沢ほか『解体新書』。
天明三年 一七八三 司馬江漢、銅版画創製。
寛政二年 一七九〇 寛政異学の禁。本居宣長『古事記伝』。国学大成。
享和    
文化四年 一八〇七 曲亭馬琴、葛飾北斎『椿説弓張月』(〜一一)。
文化十一年 一八一四 曲亭馬琴、葛飾北斎『南総里見八犬伝』(〜四二)。
文政四年 一八二一 伊能忠敬『大日本沿海輿地全図』完成。
文政十二年 一八二九 シーボルト事件。
天保元年 一八三〇 この頃、葛飾北斎「富嶽三十六景」刊行。
天保七年 一八三六 この頃、歌川広重「東海道五十三次」刊行開始。
天保八年 一八三七 大塩平八郎の乱。
弘化    
嘉永六年 一八五三 ペリー来航。
安政五年 一八五八 安政の大獄(〜五九)。
万延    
文久二年 一八六二 ロンドン万博で浮世絵展示。
元治    
慶應三年 一八六七 大政奉還。
明治五年 一八七二 開化錦絵の興隆。
     

出品作品紹介