東京―ベルリン/ベルリン―東京
森美術館 二〇〇六年一月二十八日〜五月七日
◆展覧会の構成
第1章 ベルリン―東京 1880―1914――異国趣味と近代の意識
第2章 「シュトゥルム木版画展」1914年 東京――前衛の衝撃
第3章 東京―ベルリン 1912―1923――美術と建築の新しいヴィジョン
第4章 衝突する文化 1918―1925――ベルリン・ダダ、東京の「マヴォ」とロシア革命の影響
第5章 モガとモボ――1920年代のベルリンと東京のモダンガール、モダンボーイ
第6章 「独逸国際移動写真展」1929―1931――写真の新たなアプローチ
第7章 バウハウスとブルーノ・タウト――1930年代の建築とデザイン
第8章 暗黒の時代 1931―1945――独裁制、抵抗、戦争
第9章 復興の時代 1945―1950年代
第10章 フルクサス、ポップアートと新表現主義――1960年代の前衛芸術
第11章 ベルリンの今――壁崩壊後の現代美術
関連年表
| 一八七一―七三年 | 岩倉使節団、サンフランシスコからアメリカ大陸を横断。ワシントンD.C.の後、欧州へ渡り、イギリス、フランス、ベルギー、オランダ、ドイツ、ロシア、デンマーク、スウェーデン、オーストリア、イタリア、スイスの12カ国を訪問。 |
| 一八八四年 | 十月、森鷗外、ベルリンのライプツィヒ大学へ留学。医学を学ぶ。 |
| 原田直次郎、ミュンヘンアカデミーへ自費留学。 | |
| 一八八五年 | ベルリンで日本展が開催される。 |
| 一九〇〇年 | エミール・オルリック、十ヶ月にわたり東京、京都を旅行。浮世絵の技術を学んで帰国。 |
| 一九一四年 | 三月、「シュトゥルム木版画展」(日比谷美術館)。 |
| 一九三一年 | 「独逸国際移動写真展」(東京、朝日新聞本社、ほか) |
| 一九三六年 | 八月一日、ベルリンオリンピック開催(〜十六日)。 |
| 一九四〇年 | 九月二十七日、日独伊三国軍事同盟締結。 |
| 一九四五年 | 四月三十日、アドルフ・ヒトラー、総統地下壕で自殺。 |
| 五月七日、ドイツ、連合国への無条件降伏文書に署名。 | |
| 八月十日、昭和天皇裕仁がポツダム宣言受諾を決定。 | |
| 一九五一年 | 九月八日、日本の全権委員がサンフランシスコ講和条約に署名。 |
| 一九六四年 | 十月十日、東京オリンピック開催(〜二十四日)。 |
| 一九七〇年 | 三月十五日、日本万国博覧会が大阪吹田市で開幕(〜九月十三日)。 |
| 一九九〇年 | 十月三日、ドイツ連邦共和国(西ドイツ)にドイツ民主共和国(東ドイツ)が加入(ドイツ再統一)。 |
| 二〇〇六年 | 一月、「東京―ベルリン/ベルリン―東京」展開催。 |