<第五講> 日本近現代美術史(一)戦前


0.戦前までの日本近代美術史

 


1.江戸系洋風画

・司馬江漢《西洋樽造図》、一七九三―九六年(寛政中期頃)、絹本油彩・軸、47.2×60.0cm
 Source: 「写実の系譜I――洋風表現の導入」展図録(東京国立近代美術館、一九八五年)


2.明治初期洋画

・高橋由一《花魁図》、一八七二―七六(明治五―九)年、油彩・カンヴァス、 77.3×54.8cm、東京藝術大学大学美術館
 Source: 「写実の系譜I――洋風表現の導入」展図録(東京国立近代美術館、一九八五年)
 リンク: http://db.am.geidai.ac.jp/object.cgi?id=4124

・高橋由一《豆腐》、一八七六―七七(明治九―十)年、油彩・カンヴァス、 30.5×43.0cm、金比羅宮博物館
 Source: 「写実の系譜I――洋風表現の導入」展図録(東京国立近代美術館、一九八五年)


3.洋画アカデミー

黒田清輝《朝妝》一八九三(明治二十六)年、戦災により焼失
 Source: 黒田記念館 / 田中淳「黒田清輝の生涯と芸術」

・黒田清輝《裸体婦人像》、一九〇一(明治三十四)年、油彩・カンヴァス、116.2×89.0cm
 Source: 『黒田清輝/藤島武二』(アート・ギャラリー・ジャパン 11)、(集英社、一九八七年)
 リンク: 黒田自筆文献_32「裸体画問題に就て」


4.浪漫主義

・青木繁《天平時代》、一九〇四(明治三七)年、油彩・カンヴァス、 46.0×76.5cm、ブリヂストン美術館
 Source: 『竹久夢二/青木繁』(アート・ギャラリー・ジャパン 12)、(集英社、一九八六年)

・青木繁《大穴牟知命》、一九〇五(明治三八)年、油彩・カンヴァス、 75.5×127.4cm、石橋美術館
 Source: 『竹久夢二/青木繁』(アート・ギャラリー・ジャパン 12)、(集英社、一九八六年)


5.京都画壇

・竹内栖鳳《アレ夕立に》、一九〇九(明治四二)年、絹本彩色、 165.7×84.3cm、高島屋史料館
 Source: 『横山大観/竹内栖鳳』(アート・ギャラリー・ジャパン 1)、(集英社、一九八七年)

・竹内栖鳳《絵になる最初》、一九一三(大正二)年、絹本彩色、 183.2×87.5cm、京都市美術館
 Source: 『横山大観/竹内栖鳳』(アート・ギャラリー・ジャパン 1)、(集英社、一九八七年)


6.文部省美術展(新文展)

・小磯良平《斉唱》、一九四一(昭和六)年、油彩・カンヴァス、 100.0×80.5cm、兵庫県立美術館
 Source: 『向井潤吉/小磯良平』(アート・ギャラリー・ジャパン 17)、(集英社、一九八六年)


7.その他

・本多錦吉郎《羽衣天女》、一八九〇(明治 二三)年、油彩・カンヴァス、127×89cm、個人蔵

・原田直次郎《騎龍観音》、一八九〇(明治 二三)年、油彩・カンヴァス、272×183cm、東京国立近代美術館寄託

・山本芳翠《浦島図》、一八九三年(明治 二六)年、油彩・カンヴァス、121.8×167.9cm、岐阜県美術館寄託

・荻原守衛《女》、一九一〇(明治四三)年 、ブロンズ、98.5×47.0×61.0cm、東京国立近代美術館
  出典: 東京国立近代美術館 / 荻原守衛《女》

萬鉄五郎《日傘の裸婦》、一九一三(大正 二)年、油彩・カンヴァス、80.5×53.0cm、神奈川県立近代美術館

・岸田劉生《麗子》、一九二一(大正 一〇)年、油彩・カンヴァス、44.2×36.4cm、東京国立博物館
 Source: 東京国立博物館

・小出楢重《裸女と白布》、一九二九(昭和 四)年、油彩・カンバス、52.0×64.0cm、東京国立近代美術館
 Source: 東京国立近代美術館