<第一講> あいちトリエンナーレ2010
◆授業の目標
現代美術の表現方法の多様性について理解する。
トリエンナーレの主催者構成について理解する。
1.あいちトリエンナーレ2010
◆概要
・トリエンナーレ(伊)=3年に1度開催
・会期:2010年8月21日〜10月31日
・会場:愛知芸術文化センター、名古屋市美術館、長者町会場、納屋橋会場、中央広小路ビル、オアシス21、七ツ寺共同スタジオ、名古屋城
・会場地図
◆企画体制
・芸術監督:
建畠晢
・キュレーター:
ピエル・ルイジ・タッツィ
ヨヘン・フォルツ
拝戸雅彦
笠木日南子
越後谷卓司[映像担当]
唐津絵理[パフォーミング・アーツ担当]
・ゲスト・キュレーター:
エマニュエル・ドゥ・モンガソン※そのほか、アソシエイト・キュレーター、アシスタント・キュレーター、エデュケーターなど
2.作品紹介
2−1.愛知芸術文化センター
1. 草間彌生《水玉プリウス》
4. 張洹(ジャン・ホァン)《ヒーロー No. 2》、(部分)、2009年
5. 三沢厚彦+豊嶋秀樹《 Animals and the Mountain 》、(貘)、(猿と鹿)、(蝙蝠)、(犬と蝙蝠)、(ペガサス)
6. フィロズ・ムハマド(バングラデシュ)《 Sucker`wfp21》、(部分)
8. キッズトリエンナーレ(1)、(2)
2.作品紹介の中間まとめ
テーマ:「都市の祝祭」―5つの「特徴」
1 .祝祭性
スペクタクルな作品/街や地域に溶け込んだ展示・パフォーマンス
2 .先端性
世界初、日本初紹介
3 .複合性
現代美術、パフォーミング・アーツ、オペラなど
4 .国際性
24の国と地域
5. 普及・教育
キッズトリエンナーレ/ガイドツアー/学校向け教育プログラム
2−2.オアシス21
11. 草間彌生《命の足跡2010》
2−3.長者町
・会場地図
12. 渡辺英司《名称の庭―御園》、(部分)
14. 草間彌生《水玉プリウス》
15. ナウィン・ラワンチャイクン《長者町ゑびすパーティ with NAVIN》(1)、(2)
16. ナウィン・ラワンチャイクン《長者町ゑびすパーティ with NAVIN》(原画)
17. 大山エンリコイサム「長者町壁画プロジェクト」(1)、(2)
18. トーチカ
19. 小栗沙弥子《 Works for FUKINUKE 》、(部分)
20. 渡辺英司+トーマス・A・クラーク&ローリー・クラーク《蝶の名前/名前の蝶》 、(部分)
21. 淺井裕介《室内森/土の話》 、(部分)
22. 西野達《ころがる愛知》
2−4.名古屋市美術館
23. オー・インファン(韓国)《人と人が出会う場所(名古屋)》、(部分)
24. 塩田千春《不在との対話》、(部分)
27. 島袋道浩《タコ石》
2−5.中央広小路ビル
3.まとめ
・現代美術の表現方法の多様性
―インスタレーション
―既存ジャンルの組み合わせ(ダンス+ドローイング、彫刻+建築、演劇+ロボット工学) ※コラボレーション
―絵画、彫刻、写真、ヴィデオ
・トリエンナーレの主催者構成
―愛知芸術文化センター(県)
―名古屋市美術館(市)
―長者町(民)
―トヨタなど(企業):協賛
―国際交流基金(国):特別協力
―ボランティア(市民/県民)