<第五講> ベルリン、国立美術館絵画館ほか
◆芸術の都―ベルリン
・プロイセン王国の首都(プロイセン王家の美術蒐集→博物館島=世界遺産)
・「シュプレー河畔のアテネ」
・「ベルリンの壁」(1961年8月〜1989年11月)
・東西ドイツの再統一と美術館の再編
◆プロイセン王家
1701年 フリードリヒ1世が初代プロイセン王となる。ベルリン芸術アカデミーやベルリン学術協会の創設、リーツェンブルク宮殿(現シャルロッテンブルク宮殿)の造営など学芸を奨励
大王フリードリヒ2世の時代に全盛期を迎える(在位1740-1786)
1918年のドイツ革命で王政が廃止される
1-1. ネフェルトイティ王妃胸像、新王国 第18王朝、紀元前1340年頃、テル・アル=アマールナ、トトメスの工房址出土、石灰岩、彩色、高さ48cm、新美術館
1-2. ネフェルトイティ王妃胸像 左側面と正面
2-1. ペルガモンの大祭壇、紀元前165-150年頃、トルコ、ペルガモン(現ペルガマ)出土、大理石、高さ230cm、ペルガモン美術館
2-2. ペルガモンの大祭壇(部分1)、「階段北側フリーズ:海の神々と巨人族の戦い」
2-3. ペルガモンの大祭壇(部分2)、「東側フリーズ:ゼウスと巨人族の戦い」
2-4. ペルガモンの大祭壇(部分3)、「東側フリーズ:アテナと巨人族の戦い」
◆美術史の方法論C 他の学問との連携:
・考古学
・美学、芸術学、哲学、現代思想
・心理学、精神分析学、脳科学
・社会学、政治学、国際関係論
3-1. ミヒェル・エアハルト《外套の聖母》、1480年頃、菩提樹、高さ135cm、ボーデ美術館
3-3. ミヒェル・エアハルト《外套の聖母》(部分:信者たち)
4-1. ルーカス・クラナハ《ヴィーナスとクピド》、1530年、油彩・板、167×62cm、国立美術館絵画館
4-2. ルーカス・クラナハ《ヴィーナスとクピド》(部分:ヴィーナス)
4-3. ルーカス・クラナハ《ヴィーナスとクピド》(部分:クピド)
5-1. レンブラント《プロセルピナの略奪》、1630年、油彩・板、83×78cm、国立美術館絵画館
6-1. レンブラント《長老たちに脅かされるスザンナ》、1647年、油彩・板、76.0×91.0cm、国立美術館絵画館
6-2. レンブラント《長老たちに脅かされるスザンナ》(部分)
7-1. フェルメール《真珠の首飾りの女》、1662-65年頃、油彩・カンヴァス、55×45cm、国立美術館絵画館
7-2. フェルメール《真珠の首飾りの女》(部分)
・シャルロッテンブルク宮殿
8-1. ヴァトー《ジェルサンの看板》、1720年、油彩・カンヴァス、166×306cm、シャルロッテンブルク宮殿
8-2. ヴァトー《ジェルサンの看板》(部分1)、「ルイ14世の肖像」
8-3. ヴァトー《ジェルサンの看板》(部分2)、「絵に見入る好事家たち」「鏡に見入る女性」
9-1. フリードリヒ《海辺の修道士》、1808-10年、油彩・カンヴァス、110×171.5cm、旧国立美術館
10-1. フリードリヒ《窓辺に立つ女》、1822年、油彩・カンヴァス、44×37cm、旧国立美術館
10-2. フリードリヒ《窓辺に立つ女》(部分)
◆まとめ
・芸術の都ベルリン=プロイセン王国の首都
・プロイセン王家/フリードリヒ1世、「博物館島」
・新美術館
・ペルガモン美術館
・ボーデ美術館
・絵画館
・シャルロッテンブルク宮殿
・旧国立美術館
・美術用語:ギガンテス、エロス、ヴァニタス
・美術史の方法論:他の学問との連携=考古学、美学、社会学
作家一覧
1.ミヒェル・エアハルト(1440/45-1522)Michel Erhart
2.ルーカス・クラナッハ(父)(1472-1553)Lucas Cranach der Ältere
3.レンブラント(1606-1669)Rembrandt Harmensz. van Rijn
4.ヨハネス・フェルメール(1632-1675)Johannes Vermeer
5.アントワーヌ・ヴァトー(1684-1721)Antoine Watteau
6.カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ(1774-1840)Caspar David Friedrich