美学・美術史講読二〇一一


講読テキスト

木下長宏『岡倉天心―物ニ観ズレバ竟ニ吾無シ』(ミネルヴァ日本評伝選)(ミネルヴァ書房、二〇〇 五年)

副読本

宮崎克己『西洋絵画の到来―日本人を魅了したモネ、ルノワール、セザンヌなど』(日本経済新聞社、二〇〇七年)

小山ブリジット『夢見た日本―エドモン・ド・ゴンクールと林忠正』、高頭麻子、三宅京子訳(平凡社、二〇〇六年)

馬渕明子『ジャポニスム―幻想の日本』(ブリュッケ、一九九七年/新装版二〇〇八年)

古田亮『狩野芳崖・高橋由一―日本画も西洋画も帰する処は同一の処』(ミネルヴァ日本評伝選)(ミネルヴァ書房、二〇〇六年)


授業予定

四・十一

   <零>   オリエンテーション (本の紹介/「1 号、誕生日、出生地」配布)

四・十八

<第一講> 「1 号、誕生日、出生地」

四・二十五

<第二講> 「2 少年時代と漢詩集」 

五・二

 (休講)

五・九

<第三講> 「3 美術界へ」

五・十六

<第四講> 「1 東京美術学校創立と『國華』出版」

五・二十三

<第五講> 「2 帝国博物館開設」

五・三十

<第六講> 「3 美術史の企て」

六・六

 (休講) ヴェネツィア・ビエンナーレ第54回国際美術展調査

六・十三

 (休講) ヴェネツィア・ビエンナーレ第54回国際美術展調査

六・二十

<第七講> 「1 日本美術院創立」

六・二十七

<第八講> 「2 インド旅行」/「1 ボストン生活と英文著作」

七・四

<第九講> 「2 未刊の美術史「泰東功芸史」」

七・十一

<第十講> 「3 岡倉をめぐる〈女〉たち」/「4 臨終とその後」

七・十八

 (休講) 海の日

七・二十五

<第十一講> 総括と討論 評伝ヴィデオ 「岡倉天心―虚空は光にあふれ…」

 

 

リンクシラバス


講読テキストの構成

第一章 旅の支度

  1 号、誕生日、出生地
  2 少年時代と漢詩集
  3 美術界へ

第二章 若き指導者

  1 東京美術学校創立と『國華』出版
  2 帝国博物館開設
  3 美術史の企て

第三章 彷徨える指導者

  1 日本美術院創立
  2 インド旅行

第四章 異邦人の旅

  1 ボストン生活と英文著作
  2 未刊の美術史「泰東功芸史」
  3 岡倉覚三をめぐる〈女〉たち
  4 臨終とその後


講読テキスト、副読本の図書館所蔵情報

1.木下長宏『岡倉天心』……山口県立図書館

2.宮崎克己『西洋絵画の到来』……山口大学総合図書館、山口市立図書館

3.小山ブリジット『夢見た日本』……山口県立図書館

4.馬渕明子『ジャポニスム』……山口大学総合図書館、山口県立図書館

5.古田亮『狩野芳崖・高橋由一』……山口大学総合図書館、山口県立図書館、山口市立図書館


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 第一部 要旨

 第一章 旅の支度

1 号、誕生日、出生地
   前半(安藤)/後半(馴松

2 少年時代と漢詩集
   前半(横田)/後半(石井

3 美術界へ
   前半()/後半(藤山

 第二章 若き指導者

1 東京美術学校創立と『國華』出版
   前半(村上)/後半(田中

2 帝国博物館開設
   前半(中山)/後半(水口

3 美術史の企て
   前半(田村)/後半(原田

 第三章 彷徨える指導者

4 日本美術院創立
   前半(本間)/後半(野々内

5 インド旅行
   (青野

 第四章 異邦人の旅

1 ボストン生活と英文著作
   (熊谷

2 未刊の美術史「泰東功芸史」
   前半(日高)/後半(福永

3 岡倉覚三をめぐる〈女〉たち/4 臨終とその後
   前半(狩集)/後半(仁木

 

 第二部 感想

羽生安藤鬼崎篠原田村中山田中石井仁木日高福永青野狩集藤山村上横田馴松野間糸野末松野々内原田/ 熊谷