<第一講> ローマ、ヴァチカン美術館ほか
◆ローマの3つの顔
・イタリア共和国の首都
・カトリックの総本山、ローマ教皇庁のある都
・古代ローマ帝国の首都
※「永遠の都ローマ」
1-1. 「コロッセウム」、紀元後1世紀、長径187.7m、短径155.6m 、高さ48m、ローマ市内
※円形闘技場
コロシアム(英語)、コロッセオ(イタリア語)、コロッセウム(ラテン語)
1-2. コロッセウム(内部)
※美術史の研究対象
・美術:
−絵画、彫刻、工芸、建築
−絵画=版画、素描含む
−写真、映画、メディア・アート
・時代:
−先史時代から現代まで
・対象:
−作品、作者、時代
1-3. フォルム・ロマヌム
※ヴァチカン美術館群
・ピオ・クレメンティーノ美術館
・署名の間
・システィーナ礼拝堂
・絵画館
・ヴァチカン図書館
・エジプト美術館
・エトルリア美術館
・布教・民族学美術館…ほか
2. 「ベルヴェデーレのアポロン」、ギリシア時代の原作に基づく模刻(紀元後2世紀頃)、大理石、高さ224cm、ヴァチカン美術館群内ピオ・クレメンティーノ美術館
3. アゲサンドゥロス、アタノドロス、ポリュドロス合作《ラオコーン》、紀元後50年頃、大理石、高さ184cm、ヴァチカン美術館群内ピオ・クレメンティーノ美術館
4-1. ラファエロ《アテネの学堂》、1509-10年、フレスコ、幅770cm、ヴァチカン美術館群内署名の間
4-2. ラファエロ《アテネの学堂》(部分)、プラトン(=レオナルド)とアリストテレス
4-3. ラファエロ《アテネの学堂》(部分)、ヘラクレイトス(ミケランジェロ)
4-4. ラファエロ《アテネの学堂》(部分)、その他大勢に紛れたラファエロの自画像
5-1. ミケランジェロ《アダムの創造》、1510年、280×570cm、フレスコ、ヴァチカン美術館群内システィーナ礼拝堂
5-2. ミケランジェロ《アダムの創造》(部分)
6-1. ミケランジェロ《最後の審判》(礼拝堂全体)、1534-41年、フレスコ、1370×1220cm、ヴァチカン美術館群内システィーナ礼拝堂
5, 6. ミケランジェロ、システィーナ礼拝堂天井画・壁画部分図
6-2. ミケランジェロ《最後の審判》、1534-41年、フレスコ、1370×1220cm、ヴァチカン美術館群内システィーナ礼拝堂
6-3. ミケランジェロ《最後の審判》(部分)
7-1. レオナルド・ダ・ヴィンチ《聖ヒエロニムス》、1482年頃、油彩・板、102.8×73.5cm、ヴァチカン美術館群内絵画館
7-2. レオナルド・ダ・ヴィンチ《聖ヒエロニムス》(部分)
※ルネサンスの3大巨匠(スライド)
・レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519)《自画像》
・ミケランジェロ(1475-1564)/ヤコピーノ・デル・コンテ《ミケランジェロの肖像》
・ラファエロ(1483-1520)《自画像》
8-1. カラヴァッジョ《キリストの埋葬》、1602-04年、油彩・カンヴァス、300×203cm、ヴァチカン美術館群内絵画館
8-2. カラヴァッジョ《キリストの埋葬》(部分)、福音書記者ヨハネ(左)アリマタヤのヨセフ(右)
9-1. ミケランジェロ《ピエタ》、1498-1500年、大理石、高さ174cm、サン・ピエトロ大聖堂
9-2. ミケランジェロ《ピエタ》(部分)
※聖母マリアの比較(スライド)
8. カラヴァッジョ《キリストの埋葬》(部分)
9. ミケランジェロ《ピエタ》(部分)
10-1. ベルニーニ《聖女テレサの法悦》、1647-52年、大理石、高さ350cm、サンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア聖堂コルナーロ礼拝堂
10-2. ベルニーニ《聖女テレサの法悦》
※彫刻表現の比較(スライド)
9. ミケランジェロ《ピエタ》(部分)
10. ベルニーニ《聖女テレサの法悦》(部分)
◆まとめ
・永遠の都ローマ=ローマ帝国の首都、教皇庁、イタリアの首都
・コロッセウム(ラテン語) ※「コロッセオ」(イタリア語)、「コロシアム」(英語)
・ヴァチカン美術館群
−ピオ・クレメンティーノ美術館
−署名の間
−システィーナ礼拝堂
−絵画館・サン・ピエトロ大聖堂
・サンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア聖堂
・ルネサンスの3大巨匠:レオナルド、ミケランジェロ、ラファエロ
・伝統的な西洋美術史の研究対象:絵画、彫刻、工芸、建築
作家一覧
1.レオナルド・ダ・ヴィンチ(1452-1519)Leonardo da Vinci
2.ミケランジェロ(1475-1564)Michelangelo Buonarroti
3.ラファエロ(1483-1520)Raffaello Sanzio
4.カラヴァッジョ(1571-1610)Caravaggio
5.ベルニーニ(1598-1680)Gian Lorenzo Bernini