<第六講> ベルリン(2)、ノイエス・ムゼウムほか
◆プロイセン王家
・1701年 フリードリヒ1世が初代プロイセン王となる。
ベルリン芸術アカデミーやベルリン学術協会の創設
リーツェンブルク宮殿(現シャルロッテンブルク宮殿)の造営など学芸を奨励
・大王フリードリヒ2世の時代に全盛期を迎える(在位1740-1786)
・1918年のドイツ革命で王政が廃止される
1-1. ネフェルトイティ王妃胸像、新王国 第18王朝、紀元前1340年頃、テル・アル=アマールナ、トトメスの工房址出土、石灰岩、彩色、高さ48cm、新美術館
1-2. ネフェルトイティ王妃胸像 左側面と正面
2-1. ペルガモンの大祭壇、紀元前165-150年頃、トルコ、ペルガモン(現ペルガマ)出土、大理石、高さ230cm、ペルガモン美術館
2-2. ペルガモンの大祭壇(部分1)、「階段北側フリーズ:海の神々と巨人族の戦い」
2-3. ペルガモンの大祭壇(部分2)、「東側フリーズ:ゼウスと巨人族の戦い」
2-4. ペルガモンの大祭壇(部分3)、「東側フリーズ:アテナと巨人族の戦い」
◆美術史の方法論D 他の学問との連携:
・考古学
・美学、芸術学、哲学、現代思想
・心理学、精神分析学、脳科学
・社会学、政治学、国際関係論
3-1. ミヒェル・エアハルト《外套の聖母》、1480年頃、菩提樹、高さ135cm、ボーデ美術館
3-3. ミヒェル・エアハルト《外套の聖母》(部分:信者たち)
・シャルロッテンブルク宮殿
4-1. ヴァトー《ジェルサンの看板》、1720年、油彩・カンヴァス、166×306cm、シャルロッテンブルク宮殿
4-2. ヴァトー《ジェルサンの看板》(部分1)、「ルイ14世の肖像」
4-3. ヴァトー《ジェルサンの看板》(部分2)、「絵に見入る好事家たち」「鏡に見入る女性」
5. フリードリヒ《海辺の修道士》、1808-10年、油彩・カンヴァス、110×171.5cm、旧国立美術館
6. フリードリヒ《樫の森の修道院》、1808-10年、油彩・カンヴァス、110.4×171.0cm、旧国立美術館
7.ベックリン《ヴァイオリンを弾く死神のいる自画像》、1872年、油彩・カンヴァス、75.0×51.0cm、旧国立美術館
8. ベックリン《寄せ波》、1879年、油彩・カンヴァス、75.0×51.0cm、旧国立美術館
9. ベックリン《死の島 V》、1883年、油彩・カンヴァス、80.0×150.0cm、旧国立美術館
10. アンゼルム・フォイエルバッハ《プラトンの饗宴》、1873年、油彩・カンヴァス、750.0×400.0cm、旧国立美術館
◆まとめ
・プロイセン王家/フリードリヒ1世、「博物館島」
・新美術館
・ペルガモン美術館
・ボーデ美術館
・シャルロッテンブルク宮殿
・旧国立美術館
・美術用語:ギガンテス、ミゼルコルディア、ロココ美術
・美術史の方法論:他の学問との連携=考古学、美学、社会学
作家一覧
1.ミヒェル・エアハルト(1440/45-1522)Michel Erhart
2.アントワーヌ・ヴァトー(1684-1721)Antoine Watteau
3.レンブラント(1606-1669)Rembrandt Harmensz. van Rijn
4.ヨハネス・フェルメール(1632-1675)Johannes Vermeer
5.カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ(1774-1840)Caspar David Friedrich
6.アルノルト・ベックリン(1827-1901)Arnold Böcklin
7.アンゼルム・フォイエルバッハ(1829-1880)Anselm Feuerbach