美学・美術史概論U二〇一三


<第八講> パリ(2)、オルセー美術館ほか

ヨーロッパ地図

◆博覧会都市パリとオルセー美術館

・1855年、67年、78年、89年、1900年、1937年の6回開催

・エッフェル塔(1889年)

・オルセー美術館=1900年のパリ万国博覧会開催に合わせて、オルレアン鉄道によって建設された駅舎兼ホテルを改装(1986年開館)

2月革命(1848年)から第一次世界大戦勃発(1914年)までの時代に関する作品を展示

パリ主要部地図


オルセー美術館

オルセー美術館(内部)

1-1. クチュール《頽廃期のローマ人》、1847年、油彩・カンヴァス、472×772cm、オルセー美術館

1-2. クチュール《頽廃期のローマ人》/ヴェロネーゼ《カナの婚礼》/アングル《グランド・オダリスク》

1-3. クチュール《頽廃期のローマ人》(部分:左半分)

1-4. クチュール《頽廃期のローマ人》(部分:中央)

1-5. クチュール《頽廃期のローマ人》(部分:右半分)

2-1. クールベ《画家のアトリエ》、1855年、油彩・カンヴァス、361×598cm、オルセー美術館

2-2. クールベ《画家のアトリエ》(部分:卑俗な世界)

2-3. クールベ《画家のアトリエ》(部分:画家とモデル)

2-4. クールベ《画家のアトリエ》(部分:株主たち)

3-1. ミレー《落ち穂拾い》、1857年、油彩・カンヴァス、55.5×66.0cm、オルセー美術館

3-2. ミレー《落ち穂拾い》(部分1)、「積み藁」、「遠景で収穫にいそしむ小作農たち」

3-3. ミレー《落ち穂拾い》(部分2)、「収穫にいそしむ小作農たち」、「馬上の監督者」

3-4. ミレー《落ち穂拾い》(部分3)、「落ち穂」を拾う極貧の農婦

美術用語(21) 写実主義


4-1. マネ《オランピア》、1863年、油彩・カンヴァス、130.5×190cm、オルセー美術館

4-2. マネ《オランピア》/ティツィアーノ《ウルビーノのヴィーナス》

5. ルノワール《ムーラン・ド・ラ・ギャレット》、1876年、油彩・カンヴァス、131×175p、オルセー美術館

美術用語(22) 印象主義

6. ゴッホ《自画像》、1889年、油彩・カンヴァス、65×54cm、オルセー美術館

7. セザンヌ《りんごとオレンジ》、1895-1900年、油彩・カンヴァス、74×93cm、オルセー美術館

美術用語(23) ポスト印象主義


美術史の方法論F イズムの交替史:

・新古典主義、ロマン主義

・写実主義、印象主義、ポスト印象主義

・異なる/対立する主張、異なる主題

・共通する思潮、継承される図像


8-1. カルポー《天球を支える世界の4大州》、1872年、石膏、高さ280cm、オルセー美術館

8-2. カルポー《天球を支える世界の4大州》(部分1)、「ヨーロッパ州」

8-3. カルポー《天球を支える世界の4大州》(部分2)、「アメリカ州」

8-4. カルポー《天球を支える世界の4大州》(部分3)、「アジア州」と「アフリカ州」

8-5. カルポー《天球を支える世界の4大州》(部分4)、「アジア州」

9-1. クローデル《熟年》、1899-1913年、ブロンズ、高さ114cm、オルセー美術館

9-2. クローデル《熟年》、別の角度から撮影された写真


パリ主要部地図

マルモッタン美術館

10. モネ《印象―日の出》、1872年、油彩・カンヴァス、48×63cm、マルモッタン美術館


まとめ

・博覧会都市パリ=19世紀中に5回の万国博覧会

・エッフェル塔、オルセー駅

・オルセー美術館

・マルモッタン美術館

・美術用語:写実主義、印象主義、ポスト印象主義

・美術史の方法論:イズムの交替史


作家一覧

1.ジャン=フランソワ・ミレー(1814-1875)Jean-François Millet

2.トマ・クチュール(1815-1879)Thomas Couture

3.ギュスターヴ・クールベ(1819-1877)Gustave Courbet

4.ジャン=バプティスト・カルポー(1827-1875)Jean-Baptiste Carpeaux

5.エドゥアール・マネ(1832-1883)Édouard Manet

6.クロード・モネ(1840-1926)Claude Monet

7.ピエール=オーギュスト・ルノワール(1841-1919)Pierre-Auguste Renoir

8.フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)Vincent van Gogh

9.ポール・セザンヌ(1839-1906)Paul Cézanne

10.カミーユ・クローデル(1864-1943)Camille Claudel