<第八講> パリ(2)、オルセー美術館ほか
◆博覧会都市パリとオルセー美術館
・1855年、67年、78年、89年、1900年、1937年の6回開催
・エッフェル塔(1889年)
・オルセー美術館=1900年のパリ万国博覧会開催に合わせて、オルレアン鉄道によって建設された駅舎兼ホテルを改装(1986年開館)
・2月革命(1848年)から第一次世界大戦勃発(1914年)までの時代に関する作品を展示
1-1. クチュール《頽廃期のローマ人》、1847年、油彩・カンヴァス、472×772cm、オルセー美術館
1-2. クチュール《頽廃期のローマ人》/ヴェロネーゼ《カナの婚礼》/アングル《グランド・オダリスク》
2-1. クールベ《画家のアトリエ》、1855年、油彩・カンヴァス、361×598cm、オルセー美術館
3-1. ミレー《落ち穂拾い》、1857年、油彩・カンヴァス、55.5×66.0cm、オルセー美術館
3-2. ミレー《落ち穂拾い》(部分1)、「積み藁」、「遠景で収穫にいそしむ小作農たち」
3-3. ミレー《落ち穂拾い》(部分2)、「収穫にいそしむ小作農たち」、「馬上の監督者」
3-4. ミレー《落ち穂拾い》(部分3)、「落ち穂」を拾う極貧の農婦
4-1. マネ《オランピア》、1863年、油彩・カンヴァス、130.5×190cm、オルセー美術館
4-2. マネ《オランピア》/ティツィアーノ《ウルビーノのヴィーナス》
5. ルノワール《ムーラン・ド・ラ・ギャレット》、1876年、油彩・カンヴァス、131×175p、オルセー美術館
6. ゴッホ《自画像》、1889年、油彩・カンヴァス、65×54cm、オルセー美術館
7. セザンヌ《りんごとオレンジ》、1895-1900年、油彩・カンヴァス、74×93cm、オルセー美術館
◆美術史の方法論F イズムの交替史:
・新古典主義、ロマン主義
・写実主義、印象主義、ポスト印象主義
・異なる/対立する主張、異なる主題
・共通する思潮、継承される図像
8-1. カルポー《天球を支える世界の4大州》、1872年、石膏、高さ280cm、オルセー美術館
8-2. カルポー《天球を支える世界の4大州》(部分1)、「ヨーロッパ州」
8-3. カルポー《天球を支える世界の4大州》(部分2)、「アメリカ州」
8-4. カルポー《天球を支える世界の4大州》(部分3)、「アジア州」と「アフリカ州」
8-5. カルポー《天球を支える世界の4大州》(部分4)、「アジア州」
9-1. クローデル《熟年》、1899-1913年、ブロンズ、高さ114cm、オルセー美術館
9-2. クローデル《熟年》、別の角度から撮影された写真
10. モネ《印象―日の出》、1872年、油彩・カンヴァス、48×63cm、マルモッタン美術館
◆まとめ
・博覧会都市パリ=19世紀中に5回の万国博覧会
・エッフェル塔、オルセー駅
・オルセー美術館
・マルモッタン美術館
・美術用語:写実主義、印象主義、ポスト印象主義
・美術史の方法論:イズムの交替史
作家一覧
1.ジャン=フランソワ・ミレー(1814-1875)Jean-François Millet
2.トマ・クチュール(1815-1879)Thomas Couture
3.ギュスターヴ・クールベ(1819-1877)Gustave Courbet
4.ジャン=バプティスト・カルポー(1827-1875)Jean-Baptiste Carpeaux
5.エドゥアール・マネ(1832-1883)Édouard Manet
6.クロード・モネ(1840-1926)Claude Monet
7.ピエール=オーギュスト・ルノワール(1841-1919)Pierre-Auguste Renoir
8.フィンセント・ファン・ゴッホ(1853-1890)Vincent van Gogh
9.ポール・セザンヌ(1839-1906)Paul Cézanne
10.カミーユ・クローデル(1864-1943)Camille Claudel