ヴェネツィア・ビエンナーレ第55回国際美術展(国別参加部門)


金獅子賞

・アンゴラ館(パラッツォ・チーニで展示)

特別表彰

・キプロスとリトアニアの合同展示(パラスポート・アルセナーレで展示)

・日本館(ジャルディーニ)


1.国別参加部門―ジャルディーニ

1. オランダ館:マーク・マンダース(1968- )「途切れた文章のある部屋」

2. マーク・マンダース《心の習作》、2010-11年

3. マーク・マンダース《作業机》(1)(2)、2012-13年

4. マーク・マンダース《狐 鼠 ベルト》、1992年

5. スペイン館:ララ・アルマルセグイ(1972- )展示風景(1)(2)

6. ララ・アルマルセグイ《サッカ・サン・マッティア島ガイド》

7. ベネズエラ館「都市の美術」展示風景(1)(2)

8. ロシア館:ヴァディム・ザハロフ(1959- )「ダナエ」展示風景(1)(2)(3)(4)(5)

9. ドイツ館(フランス館):アンリ・サラ(1974- )「ラヴェル・ラヴェル・アンラヴェル」

10. アンリ・サラ《ラヴェル・ラヴェル》

11. アンリ・サラ《アンラヴェル》

12. カナダ館:シャリー・ボイル(1972- )「沈黙のための曲」

13. シャリー・ボイル《オルフェディア》

14. シャリー・ボイル《洞窟の画家》(1)(2)、2012年

15. アメリカ館:サラ・ジー(1969- )「三重点」展示風景(1)(2)(3)(4)(5)

16. エジプト館:「知識の財宝」

17. 手前:カレド・ザキ(1964- )《柩》/奥:モハメド・バナウィ(1977- )《谷》

18. カレド・ザキ《愛国者の座像》、2011年

19. カレド・ザキ《神秘主義者》

20. カレド・ザキ《題不詳》

21. ギリシア館:ステファノス・ツィヴォプロス(1973- )「ヒストリー・ゼロ」(1)(2)(3)


2.国別参加部門―市内各所

22. マケドニア館:エルピーダ・ハジ=ヴァシレヴァ(1971- )「静かなる病理」展示風景(1)(2)(3)(4)

23. アンゴラ館:エドソン・チャガス(1977- )「ルワンダ―百科事典的な都市」展示風景(1)(2)

24. エドソン・チャガス「発見されても拾われない」シリーズ

25. フィリッポ・リッピ、ピエロ・デラ・フランチェスカ、ほか(パラッツォ・チーニ・コレクション)

26. キプロス+リトアニア館:「Oo/oO」

27. アルギルダス・シェスクス(1945- )《ヴェネツィア1 , 2》、1983年

28. ナタリー・イアキシ(1980- )《ガイド・ブック》

29. ファノス・キリアコウ(1977- )《11人の主人と21人の客、9人の幽霊》(1)(2)

「Oo/oO」展 展示風景

30. 手前:ファノス・キリアコウ《合成》/奥:デクスター・シニスター(1973- )《ワーク・イン・プログレス》 2013-14年


3.国別参加部門―アルセナーレ

31. アルセナーレ、アルティッリエリエ

32. チリ館:アルフレッド・ジャール(1956- )「ヴェネツィア、ヴェネツィア」展示風景(1)(2)(部分1)(2)(3)(4)


4.まとめ

 ・第55回展の国別参加部門

―アフリカのアンゴラ館が金賞 ※GDP75位(2008年)

―特別表彰の2+1国のうちの1企画も主会場以外

―ジャルディーニの国別展示は過去の企画との比較が容易

―フランスとドイツが展示場を交換(エリゼ条約50周年)

―ジャルディーニは世界の最先端を反映していない

 ・グローバル・アート・シーン

―地球規模で見た現代美術の最新状況

―国連加盟国数193(2011年)、第55回展参加国数88

―「不可能な欲望」としてのビエンナーレ

―批判・反省・前進