<第三講> ヴェネツィア、アカデミア美術館ほか
◆水の都―ヴェネツィア
・ウェネティ人の土地:ウェネティア
・(歴史的には)ヴェネツィア共和国の首都、海軍力と東方貿易によって栄える(1797年、ナポレオン軍に降伏して終焉)
・潟(ラグーナ)に浮かぶ177の島が約150の運河と約400の橋によって結ばれている
・英語読みでヴェニス、ベニス(Venice)
21. パオロ・ヴェネツィアーノ《聖母戴冠》、1350年代初め、テンペラ・板、98×63cm、アカデミア美術館
21. パオロ・ヴェネツィアーノ《聖母戴冠》(部分・中央)、マリアとキリスト、奏楽の天使
21. パオロ・ヴェネツィアーノ《聖母戴冠》(部分・中央拡大)、マリアとキリスト、奏楽の天使
21. パオロ・ヴェネツィアーノ《聖母戴冠》(部分・左側)、東方三博士の礼拝/キリストの洗礼、最後の晩餐/キリストの逮捕
21. パオロ・ヴェネツィアーノ《聖母戴冠》(部分・右側)、十字架の道行/磔刑、キリストの復活・我に触れるな/キリストの昇天
22. ジェンティーレ・ベリーニ《サン・マルコ広場での聖十字架遺物の行列》、1496年、テンペラ・カンヴァス、367×745cm、アカデミア美術館
22. ジェンティーレ・ベリーニ《サン・マルコ広場での聖十字架遺物の行列》(部分)
23. ジェンティーレ・ベリーニ《聖十字架の奇跡》、1500年、テンペラ・カンヴァス、323×430cm、アカデミア美術館
24. ジョルジョーネ《嵐(ラ・テンペスタ)》、1505-07年頃、油彩・カンヴァス、82×73cm、アカデミア美術館
25. ティントレット《キリストの哀悼》、1560年頃、油彩・カンヴァス、226×292cm、アカデミア美術館
26. ヴェロネーゼ《レヴィ家の饗宴(最後の晩餐)》、1573年、油彩・カンヴァス、555.0×1305.0cm、アカデミア美術館
26. ヴェロネーゼ《レヴィ家の饗宴(最後の晩餐)》(部分・中央)
26. ヴェロネーゼ《レヴィ家の饗宴(最後の晩餐)》(部分・左側)
26. ヴェロネーゼ《レヴィ家の饗宴(最後の晩餐)》(部分・右側)
27. ティエポロ《聖十字架の発見》、1745年頃、油彩・カンヴァス、直径490.0cm、アカデミア美術館
・スクオーラ・ディ・サン・ジョルジョ・デリ・スキアヴォーニ、正面浮彫
28. カルパッチョ《竜と闘う聖ゲオルギウス》、1502-07年、油彩・カンヴァス、スクオーラ・ディ・サン・ジョルジョ・デリ・スキアヴォーニ
28. カルパッチョ《竜と闘う聖ゲオルギウス》(部分)、聖ゲオルギウス
28. カルパッチョ《竜と闘う聖ゲオルギウス》(部分)、竜
29. ティツィアーノ《聖母被昇天》、1516-18年、油彩・板、690.0×360.0cm、サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂
29. ティツィアーノ《聖母被昇天》(部分)、聖母
・聖堂内部
30. ティントレット《天国》、1588-92年、油彩・カンヴァス、700×2200cm、ドゥカーレ宮 大評議室広間
30. ティントレット《天国》(部分)、キリスト
30. ティントレット《天国》(部分)、マリア
美術史の方法論A グループ化(〜派、〜主義):
・作者や作品の表現様式の共通性によりグループ化し、その特徴を詳述する
・ヴェネツィア派、フィレンツェ派、パリ派(エコール・ド・パリ)、ニューヨーク・スクール
・印象主義(印象派)、抽象主義、運慶派、琳派
◆まとめ
・水の都ヴェネツィア=イタリア・ルネサンスのもう一つの中心地
・ヴェネツィア派(ジョルジョーネ、ティツィアーノ、ティントレット、ヴェロネーゼ、ティエポロらが活躍)
・アカデミア美術館
・スクオーラ・ディ・サン・ジョルジョ・デリ・スキアヴォーニ
・サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂
・ドゥカーレ宮殿
・美術用語:祭壇画、ヴェネツィア派、ゲオルギウス
・美術史の方法論:グループ化(〜派、〜主義)
作家一覧
1.パオロ・ヴェネツィアーノ(1333年以前-1358年以後)Paolo Veneziano
2.ジェンティーレ・ベリーニ(1429頃-1507)Gentile Bellini
3.ヴィットーレ・カルパッチョ(1455年頃-1525年頃)Vittore Carpaccio
4.ジョルジョーネ(1477/78頃-1510)Giorgione
5.ティツィアーノ(1490頃-1576)Tiziano
6.ティントレット(1518-1594)Tintoretto
7.パオロ・ヴェロネーゼ(1528-1588)Paolo Veronese
8.ジョヴァンニ・バッティスタ・ティエポロ(1696-1770)Giovanni Battista Tiepolo