美学・美術史講読二〇一六
◆テキスト
田中淳『画家がいる「場所」―近代日本美術の基層から』(ブリュッケ、二〇〇五年)
◆副読本
宮崎克己『西洋絵画の到来―日本人を魅了したモネ、ルノワール、セザンヌなど』(日本経済新聞社、二〇〇七年)
小堀桂一郎『小堀鞆音―歴史画は故実に拠るべし』(ミネルヴァ日本評伝選)(ミネルヴァ書房、二〇一四年)
馬渕明子『ジャポニスム―幻想の日本』(ブリュッケ、一九九七年/新装版二〇〇八年)
◆授業予定
十・六 |
<零> オリエンテーション (本の紹介/「序にかえて」、「目次」、「1」配布) |
十・十三 |
<第一講> 1 黒田清輝―パリ、グレー村、東京 |
十・二十 |
<第二講> 2 明治三十年の黒田清輝 |
十・二十七 |
<第三講> 3 青木繁―都鄙の振幅 |
十一・一(木振) |
<第四講> 4 木村荘八―「東京まみれ」の江戸っ子 |
十一・三 |
(休講) 文化の日 |
十一・十 | <第五講> 5 萬鉄五郎―東京、土沢、茅ヶ崎 |
十一・十七 |
<第六講> 6 岸田劉生―代々木から鵠沼へ、鵠沼から京都へ |
十一・二十四 |
<第七講> 7 川上涼花という画家がいた |
十二・一 |
<第八講> 8 古賀春江―久留米から東京へ、東京から久留米へ |
十二・八 |
<第九講> 9 坂本繁二郎―八女にとどまるということ |
十二・十五 |
<第十講> 10 松本竣介―淀橋区落合四丁目のアトリエのなかで |
十二・二十二 |
<第十一講> 11 あとがきのまえにもうひとつ/年表作成 |
一・十二 |
(金振) |
一・十九 |
(休講) 推薦入試 |
一・二十六 |
<第十二講> 関連資料の紹介 |
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◆提出レポート(要認証)
1 黒田清輝―パリ、グレー村、東京
前半pp.13-30.(椛田)/後半pp.30-43.(白石)
2 明治三十年の黒田清輝
前半pp.47-62./後半pp.62-83.(古田、福澤)
3 青木繁―都鄙の振幅
前半pp.89-101.(板野)/後半pp.101-113.(徳永)
4 木村荘八―「東京まみれ」の江戸っ子
前半pp.121-137.(山口)/後半pp.137-160.(八幡、山口)
5 萬鉄五郎―東京、土沢、茅ヶ崎
前半pp.165-187.(宮木)/後半pp.187-203.(井端)
6 岸田劉生―代々木から鵠沼へ、鵠沼から京都へ
前半pp.211-221.(畑上)/後半pp.221-237.(永吉)
7 川上涼花という画家がいた
前半pp.243-255.(有江) /後半pp.255-268.(古賀)
8 古賀春江―久留米から東京へ、東京から久留米へ
前半pp.271-283.(椛田)/後半pp.283-298.(古屋)
9 坂本繁二郎―八女にとどまるということ
前半pp.303-315.(白石)/後半pp.315-331.(徳永)
10 松本竣介―淀橋区落合四丁目のアトリエのなかで
前半pp.335-349.(永吉)/後半pp.349-361.(宮木)
11 あとがきのまえにもうひとつ
pp.365-371.(板野)
12 田中淳「木村荘八の1912年―前衛と懐旧の原点をみるために」(有江)
福島さとみ「文学と美術の交流―パンの会・『白樺』の美術活動から」(山口)
第二部 感想