美学・美術史概論(美術史) 二〇一八


<第七講> ベルリン(2)、ノイエス・ムゼウムほか

ヨーロッパ地図

・ベルリンと熊:ドイツ銀行前のユナイテッド・バディベアワン・ワールド・バディベア

テレージエンシュタット行き列車乗り場

マルティン・グロピウスバウモザイク壁画(彫刻)(工芸)

ベルリン主要部地図

◆プロイセン王家

・1701年 フリードリヒ1世が初代プロイセン王となる。

ベルリン芸術アカデミーやベルリン学術協会の創設

リーツェンブルク宮殿(現シャルロッテンブルク宮殿)の造営など学芸を奨励

・大王フリードリヒ2世(哲人王)の時代に全盛期を迎える(在位1740-1786)

・1918年のドイツ革命で王政が廃止される


博物館島改修計画

新美術館(ノイエス・ムゼウム)

61. ネフェルトイティ王妃胸像、新王国 第18王朝、紀元前1340年頃、テル・アル=アマールナ、トトメスの工房址出土、石灰岩、彩色、高さ48cm、新美術館

61 ネフェルトイティ王妃胸像 左側面と正面


博物館島改修計画

ペルガモン美術館(1), (2)

62. ペルガモンの大祭壇、紀元前165-150年頃、トルコ、ペルガモン(現ペルガマ)出土、大理石、高さ230cm、ペルガモン美術館

62. ペルガモンの大祭壇(部分1)、「階段北側フリーズ:海の神々と巨人族の戦い」

62. ペルガモンの大祭壇(部分2)、「東側フリーズ:ゼウスと巨人族の戦い」

62. ペルガモンの大祭壇(部分3)、「東側フリーズ:アテナと巨人族の戦い」

美術用語(21) ギガンテス


美術史の方法論E 他の学問との連携:

・考古学

・美学、芸術学、哲学、現代思想

・心理学、精神分析学、脳科学

・社会学、政治学、国際関係論


博物館島改修計画

ボーデ美術館

63. ミヒェル・エアハルト《外套の聖母》、1480年頃、菩提樹、高さ135cm、ボーデ美術館

63. ミヒェル・エアハルト《外套の聖母》(部分:聖母)

63. ミヒェル・エアハルト《外套の聖母》(部分:信者たち)

美術用語(22)  ミゼルコルディア


ベルリン主要部地図

シャルロッテンブルク宮殿

64. ヴァトー《ジェルサンの看板》、1720年、油彩・カンヴァス、166×306cm、シャルロッテンブルク宮殿

64. ヴァトー《ジェルサンの看板》(部分1)、「ルイ14世の肖像」

64. ヴァトー《ジェルサンの看板》(部分2)、「絵に見入る好事家たち」「鏡に見入る女性」

美術用語(23) ロココ美術


ベルリン主要部地図

博物館島改修計画

旧国立美術館(アルテ・ナチオナルガレリー)

65. フリードリヒ《海辺の修道士》、1808-10年、油彩・カンヴァス、110×171.5cm、旧国立美術館

66. フリードリヒ《樫の森の修道院》(1), (2)、1808-10年、油彩・カンヴァス、110.4×171.0cm、旧国立美術館

フリードリヒ作品の展示風景

67. クリスチャン・ダニエル・ラウホ《月桂冠を投げる勝利の女神》、1836-45年、大理石、106×223×90cm、旧国立美術館

旧国立美術館蔵とブリヂストン美術館(東京)

68. ベックリン《ヴァイオリンを弾く死神のいる自画像》、1872年、油彩・カンヴァス、75.0×51.0cm、旧国立美術館

69. ベックリン《死の島 V》、1883年、油彩・カンヴァス、80.0×150.0cm、旧国立美術館

ベックリン作品の展示風景

70. アンゼルム・フォイエルバッハ《プラトンの饗宴》、1873年、油彩・カンヴァス、750.0×400.0cm、旧国立美術館

フォイエルバッハ作品の展示風景


まとめ

・プロイセン王家/フリードリヒ1世、「博物館島

・新美術館

・ペルガモン美術館

・ボーデ美術館

・シャルロッテンブルク宮殿

・旧国立美術館

・美術用語:ギガンテスミゼルコルディアロココ美術

・美術史の方法論:他の学問との連携=考古学、美学、社会学


作家一覧

1.ミヒェル・エアハルト(1440/45-1522)Michel Erhart

2.アントワーヌ・ヴァトー(1684-1721)Antoine Watteau

3.カスパー・ダーヴィト・フリードリヒ(1774-1840)Caspar David Friedrich

4.クリスチャン・ダニエル・ラウホ(1777-1857) Christian Daniel Rauch

5.アルノルト・ベックリン(1827-1901)Arnold Böcklin

6.アンゼルム・フォイエルバッハ(1829-1880)Anselm Feuerbach