美学・美術史概論（美術史） 二〇二一

<第三講> ヴェネツィア、アカデミア美術館ほか

・ヨーロッパ地図

◆水の都―ヴェネツィア

・ウェネティ人の土地：ウェネティア

・（歴史的には）ヴェネツィア共和国の首都、海軍力と東方貿易によって栄える（1797年、ナポレオン軍に降伏して終焉）

・潟（ラグーナ）に浮かぶ177の島が約150の運河と約400の橋によって結ばれている

・英語読みでヴェニス、ベニス（Venice）

・飛行機から見たヴェネツィア
・サン・マルコ広場
・カナレッジョ地区

・ヴェネツィア主要部地図

・アカデミア美術館

21. パオロ・ヴェネツィアーノ《聖母戴冠》、1350年代初め、テンペラ・板、98×63cm、アカデミア美術館

21. パオロ・ヴェネツィアーノ《聖母戴冠》（部分・中央）、マリアとキリスト、奏楽の天使

21. パオロ・ヴェネツィアーノ《聖母戴冠》（部分・中央拡大）、マリアとキリスト、奏楽の天使

21. パオロ・ヴェネツィアーノ《聖母戴冠》（部分・左側）、東方三博士の礼拝／キリストの洗礼、最後の晩餐／キリストの逮捕

21. パオロ・ヴェネツィアーノ《聖母戴冠》（部分・右側）、十字架の道行／磔刑、キリストの復活・我に触れるな／キリストの昇天

・美術用語⑬ 祭壇画

・美術用語⑭ 磔刑

22. ジェンティーレ・ベリーニ《サン・マルコ広場での聖十字架遺物の行列》、1496年、テンペラ・カンヴァス、367×745cm、アカデミア美術館

22. ジェンティーレ・ベリーニ《サン・マルコ広場での聖十字架遺物の行列》（部分）

23. ジョルジョーネ《嵐（ラ・テンペスタ）》、1505-07年頃、油彩・カンヴァス、82×73cm、アカデミア美術館

23. ジョルジョーネ《嵐（ラ・テンペスタ）》（部分）

・美術用語⑮ ヴェネツィア派

24. ティントレット《キリストの哀悼》、1586-90年頃、油彩・カンヴァス、226×295cm、アカデミア美術館

・美術用語⑯ マリア（マグダラの）

25. ヴェロネーゼ《レヴィ家の饗宴（最後の晩餐）》、1573年、油彩・カンヴァス、555.0×1305.0cm、アカデミア美術館

25. ヴェロネーゼ《レヴィ家の饗宴（最後の晩餐）》（部分・中央）

25. ヴェロネーゼ《レヴィ家の饗宴（最後の晩餐）》（部分・左側）

25. ヴェロネーゼ《レヴィ家の饗宴（最後の晩餐）》（部分・右側）

26. ティエポロ《聖十字架の発見》、1745年頃、油彩・カンヴァス、直径490.0cm、アカデミア美術館

・ヴェネツィア主要部地図

・スクオーラ・ディ・サン・ジョルジョ・デリ・スキアヴォーニ、正面浮彫、内部

27. カルパッチョ《竜と闘う聖ゲオルギウス》、1502-07年、油彩・カンヴァス、スクオーラ・ディ・サン・ジョルジョ・デリ・スキアヴォーニ

27. カルパッチョ《竜と闘う聖ゲオルギウス》（部分）、聖ゲオルギウス

27. カルパッチョ《竜と闘う聖ゲオルギウス》（部分）、竜

・美術用語⑰ ゲオルギウス

・ヴェネツィア主要部地図

・サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂、内部

28. ティツィアーノ《聖母被昇天》、1516-18年、油彩・板、690.0×360.0cm、サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂

28. ティツィアーノ《聖母被昇天》（部分）、聖母

・ヴェネツィア主要部地図

・4人の皇帝像

・ドゥカーレ宮、内部、巨人の階段、黄金の階段、4つの扉の間

・ヴィチェンティーノ《アンリ3世のヴェネツィア到着》

・ティツィアーノ《信念の前に跪くグリマーニ総督》

29. ティントレット《天国》、1588-92年、油彩・カンヴァス、700×2200cm、ドゥカーレ宮 大評議室広間

29. ティントレット《天国》（部分・中央）

29. ティントレット《天国》（部分）、キリスト

29. ティントレット《天国》（部分）、マリア

・卒論のヒント③ 装飾プログラム

・ヴェネツィア主要部地図

・サン・ジョルジョ・マッジョーレ島

・サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会、内部、中央祭壇右壁、同左壁

30. ティントレット《最後の晩餐》、1591-94年、油彩・カンヴァ ス、366×570cm、サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会

・美術用語⑱ 最後の晩餐

参考作品：ティントレット《砂漠のイスラエル人》

美術史の方法論②　グループ化（～派、～主義）：

・作者や作品の表現様式の共通性によりグループ化し、その特徴を詳述する

・ヴェネツィア派、フィレンツェ派、パリ派（エコール・ド・パリ）、ニューヨーク・スクール

・印象主義（印象派）、抽象主義、運慶派、琳派

◆まとめ

・作品21～30

・水の都ヴェネツィア＝イタリア・ルネサンスのもう一つの中心地

・ヴェネツィア派（ジョルジョーネ、ティツィアーノ、ティントレット、ヴェロネーゼ、ティエポロらが活躍）

・アカデミア美術館

・スクオーラ・ディ・サン・ジョルジョ・デリ・スキアヴォーニ

・サンタ・マリア・グロリオーザ・デイ・フラーリ聖堂

・ドゥカーレ宮殿

・美術用語：祭壇画、磔刑、ヴェネツィア派、マリア（マグダラの）、ゲオルギウス、最後の晩餐

・美術史の方法論：グループ化（～派、～主義）

作家一覧

１．パオロ・ヴェネツィアーノ（1333年以前-1358年以後）Paolo Veneziano

２．ジェンティーレ・ベリーニ（1429頃-1507）Gentile Bellini

３．ヴィットーレ・カルパッチョ（1455年頃-1525年頃）Vittore Carpaccio

４．ジョルジョーネ（1477/78頃-1510）Giorgione

５．ティツィアーノ（1490頃-1576）Tiziano

６．ティントレット（1518-1594）Tintoretto

７．パオロ・ヴェロネーゼ（1528-1588）Paolo Veronese

８．ジョヴァンニ・バッティスタ・ティエポロ（1696-1770）Giovanni Battista Tiepolo