美学・美術史特殊講義二〇二一


授業の概要

この講義では、二〇二一年度開催の展覧会を紹介するほか、展覧会見学から美術史研究への展開について解説します。


授業の一般目標

一、展覧会の企画趣旨について理解する。
二、美術展や美術館の制度と背景について理解する。
三、美術展と美術史研究のつながりについて理解する。


授業の到達目標

知識・理解の観点

 一、基礎的な美術史の用語を理解し、それを用いて作品を説明できる。
 二、企画展、常設展、公募展、巡回展、回顧展、テーマ展などの展覧会を区別できる。

思考・判断の観点

 展覧会の企画趣旨を読み解き、それに対する自らの考えを述べることができる。

関心・意欲の観点

 一、国内で開催されている展覧会情報をチェックし、心の琴線に触れた展覧会 には実際に出掛けてみる。
 二、海外旅行に出掛ける際には、旅先の美術館や美術展を訪れる。

 

 

授業計画

企画趣旨についての解説や作品画像の上映によって、毎週一つずつ展覧会を紹介します。

十・五

<第一講> オリエンテーション

十・十二

<第二講> 古代エジプト展の紹介
十・十九 <第三講>(休講) 展覧会の自主見学に振り替え
十・二十六 <第四講> 古代エジプト展の振り返り

十一・二

<第五講> UBEビエンナーレと彫刻設置事業

十一・七(日)

--山口県立美術館「古代エジプト展」最終日--

十一・九

<第六講> UBEビエンナーレ模型展

十一・十六

<第七講> UBEビエンナーレ(本展)

十一・二十二(月・火振)

<第八講> UBEビエンナーレの歴史

十一・三十

<第九講> 生誕110年 香月泰男展

十二・七

<第十講> 〈シベリア・シリーズ〉概要

十二・十四

<第十一講> 香月泰男美術館の紹介

十二・二十一

<第十二講> 〈シベリア・シリーズ〉の美術史的分析

一・十一

<第十三講> 現代アート展史1988-2000

一・十八

<第十四講> 1990年代の現代日本美術と国際美術展・総括
一・二十五  期末試験

 

 

リンク:シラバス


展覧会案内

・ライデン国立古代博物館所蔵 古代エジプト展(山口県立美術館)  9/27〜11/7 ※キャンパスメンバーズ制度対象