美学・美術史講読2021
◆テキスト
三浦篤『エドゥアール・マネ―西洋絵画史の革命』(KADOKAWA、2018年)
◆副読本
1. 中野明『流出した日本美術の至宝──なぜ国宝級の作品が海を渡ったのか』(筑摩選書)(筑摩書房、2018年)
2. 小堀桂一郎『小堀鞆音―歴史画は故実に拠るべし』(ミネルヴァ日本評伝選)(ミネルヴァ書房、2014年)
3. 木々康子『林忠正―浮世絵を越えて日本美術のすべてを』(ミネルヴァ日本評伝選)(ミネルヴァ書房、2009年)
4. 大久保美春『フランク・ロイド・ライト―建築は自然への捧げ物』(ミネルヴァ日本評伝選)(ミネルヴァ書房、2008年)
5. 金子敏也『宗教としての芸術―岡倉天心と明治近代化の光と影』(つなん出版、2007年)
6. 宮崎克己『西洋絵画の到来―日本人を魅了したモネ、ルノワール、セザンヌなど』(日本経済新聞社、2007年)
7. 小山ブリジット『夢見た日本―エドモン・ド・ゴンクールと林忠正』、高頭麻子、三宅京子訳(平凡社、2006年)
8. 古田亮『狩野芳崖・高橋由一―日本画も西洋画も帰する処は同一の処』(ミネルヴァ日本評伝選)(ミネルヴァ書房、2006年)
9. 木下長宏『岡倉天心―物ニ観ズレバ竟ニ吾無シ』(ミネルヴァ日本評伝選)(ミネルヴァ書房、2005年)
10. 田中淳『画家がいる「場所」―近代日本美術の基層から』(ブリュッケ、2005年)
11. ジャポニスム学会編『ジャポニスム入門』(思文閣出版、2000年)
12. 高階絵里加『異界の海―芳翠・清輝・天心における西洋―』(三好企画、2000年/改訂版2006年)
13. 馬渕明子『ジャポニスム―幻想の日本』(ブリュッケ、1997年/新装版2008年)
◆授業予定
4/13 |
<零> オリエンテーション (本の紹介/「第一章」配布) |
4/20 |
<第一講> 第一章 成熟するイメージ環境 |
4/27 |
<第二講> 第二章 イタリア絵画―ティツィアーノとラファエロ |
5/4 | (休講) みどりの日 |
5/11 |
<第三講> 第三章 スペイン絵画―ベラスケスとゴヤ |
5/18 |
<第四講> 第四章 フランドル・オランダ絵画とフランス絵画 |
5/25 |
<第五講> 第五章 近代都市に生きる画家 |
6/1 |
<第六講> 第六章 主題としてのパリ |
6/8 |
<第七講> 第七章 画像のアッサンブラージュ |
6/15 |
<第八講> 第八章 近代画家の展示戦略 |
6/22 |
<第九講> 第九章 印象派―ドガとモネ |
6/29 |
<第十講> 第十章 セザンヌとゴーガン |
7/6 |
<第十一講> 第十一章 20世紀美術―ピカソを中心に |
7/13 |
<第十二講> 第十二章 マネと現代アート |
7/20 |
<第十三講> 結び/関連文献を読む |
7/27 |
<第十四講> 総括 |
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◆提出レポート(要認証)
T. 過去からマネへ
第一章 成熟するイメージ環境
前半pp.21-30.(宮岡)/後半pp.30-39.(久留木)
第二章 イタリア絵画―ティツィアーノとラファエロ
前半pp.41-52.(笠井)/後半pp.52-60.(原槙)(相田)
第三章 スペイン絵画―ベラスケスとゴヤ
前半pp.61-68.(内門)/後半pp.68-80.(大城)
第四章 フランドル・オランダ絵画とフランス絵画
前半pp.81-90.(原田)/後半pp.90-98.(森ア)
U. マネと〈現在〉
第五章 近代都市に生きる画家
前半pp.101-112.(抱)/後半pp.112-121.(品川)
第六章 主題としてのパリ
前半pp.123-134.(植木)/後半pp.134-146.(金子)
第七章 画像のアッサンブラージュ
前半pp.147-157.(ア)/後半pp.157-168.(コ永)
第八章 近代画家の展示戦略
前半pp.169-181.(原) /後半pp.181-193.(首藤)
V. マネから未来へ
第九章 印象派―ドガとモネ
前半pp.197-212.(杉本) /後半pp.212-220.(白木)
第十章 セザンヌとゴーガン
前半pp.221-232.(藤川)/後半pp.232-243.(石原)(宮田)
第十一章 20世紀美術―ピカソを中心に
前半pp.245-257.(大浦)/後半pp.257-265.(濱ア)
第十二章 マネと現代アート
前半pp.267-279.(杉)/後半pp.279-289.(清水)
結び/関連文献
pp.291-295.(山ア)/プルースト『マネの想い出』(宮崎)
第二部 期末レポート
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