美学・美術史講読2022


テキスト

鈴木杜幾子『画家たちのフランス革命─王党派ヴィジェ=ルブランと革命派ダヴィッド』(KADOKAWA、2020年)

副読本

 1. 中野明『流出した日本美術の至宝─なぜ国宝級の作品が海を渡ったのか』(筑摩選書)(筑摩書房、2018年)

 2. 三浦篤『エドゥアール・マネ―西洋絵画史の革命』(KADOKAWA、2018年)

 3. 小堀桂一郎『小堀鞆音―歴史画は故実に拠るべし』(ミネルヴァ日本評伝選)(ミネルヴァ書房、2014年)

 4. 木々康子『林忠正―浮世絵を越えて日本美術のすべてを』(ミネルヴァ日本評伝選)(ミネルヴァ書房、2009年)

 5. 大久保美春『フランク・ロイド・ライト―建築は自然への捧げ物』(ミネルヴァ日本評伝選)(ミネルヴァ書房、2008年)

 6. 金子敏也『宗教としての芸術―岡倉天心と明治近代化の光と影』(つなん出版、2007年)

 7. 宮崎克己『西洋絵画の到来―日本人を魅了したモネ、ルノワール、セザンヌなど』(日本経済新聞社、2007年)

 8. 小山ブリジット『夢見た日本―エドモン・ド・ゴンクールと林忠正』、高頭麻子、三宅京子訳(平凡社、2006年)

 9. 古田亮『狩野芳崖・高橋由一―日本画も西洋画も帰する処は同一の処』(ミネルヴァ日本評伝選)(ミネルヴァ書房、2006年)

10. 木下長宏『岡倉天心―物ニ観ズレバ竟ニ吾無シ』(ミネルヴァ日本評伝選)(ミネルヴァ書房、2005年)

11. 田中淳『画家がいる「場所」―近代日本美術の基層から』(ブリュッケ、2005年)

12. ジャポニスム学会編『ジャポニスム入門』(思文閣出版、2000年)

13. 高階絵里加『異界の海―芳翠・清輝・天心における西洋―』(三好企画、2000年/改訂版2006年)

14. 馬渕明子『ジャポニスム―幻想の日本』(ブリュッケ、1997年/新装版2008年) 


授業予定

4/12

<第一回>  オリエンテーション (本の紹介)

4/19

<第二回> 第1章前半 ヴィジェ=ルブラン―王妃の画家(A)

4/26

<第三回> 第1章後半 ヴィジェ=ルブラン―王妃の画家(B)
5/3 (休講) 憲法記念日

5/10

<第四回> 第2章 ダヴィッド―歴史画家への道程

5/17

<第五回> 第3章 ヴィジェ=ルブラン―憧憬の土地イタリア

5/24

<第六回> 第4章 ダヴィッド―革命の画家

5/31

<第七回> 第5章前半 ヴィジェ=ルブラン―亡命生活後半(A)

6/7

<第八回> 第5章後半 ヴィジェ=ルブラン―亡命生活後半(B)

6/14

<第九回> 第6章 ダヴィッド―フェードアウトする革命

6/21

<第十回> 第7章 ヴィジェ=ルブラン―様変わりした故国

6/28

<第十一回> 第8章 ダヴィッド―皇帝の首席画家

7/5

<第十二回> 第9章 ヴィジェ=ルブラン―終幕

7/12

<第十三回> 第10章 ダヴィッド―亡命の画家

7/19

<第十四回> 関連文献を読む

7/26

<第十五回> 総括/関連年表の作成

 

 

 

 

提出レポート(要認証)

T. 旧体制時代、画家への道

  第1章前半 ヴィジェ=ルブラン―王妃の画家(A)
      前半pp.21-40.(井口)/後半pp.40-55.(檜垣

  第1章後半 ヴィジェ=ルブラン―王妃の画家(B)
      前半pp.55-67.()/後半pp.67-85.(

  第2章 ダヴィッド―歴史画家への道程
      前半pp.87-101.(藤井)/後半pp.101-113.(尾ア

U. フランス革命

  第3章 ヴィジェ=ルブラン―憧憬の土地イタリア
      前半pp.117-140.(山田)/後半pp.140-165.(

  第4章 ダヴィッド―革命の画家
      前半pp.167-187.(瀬良)/後半pp.188-211.(木佐木

V. 革命の沈静化からボナパルトの時代へ

  第5章前半 ヴィジェ=ルブラン―亡命生活後半(A)
      前半pp.215-226.(清水)/後半pp.226-239.(小川

  第5章後半 ヴィジェ=ルブラン―亡命生活後半(B)
      前半pp.239-255.(小原)/後半pp.255-270.(山口空凌

  第6章 ダヴィッド―フェードアウトする革命
      前半pp.271-287.(大月) /後半pp.287-301.(原口

W. ナポレオンの時代

  第7章 ヴィジェ=ルブラン―様変わりした故国
      前半pp.305-323.(片山) /後半pp.324-348.(小野寺

  第8章 ダヴィッド―皇帝の首席画家
      前半pp.349-368.(山口結子)/後半pp.369-386.(上田

X. 王政復古

  第9章 ヴィジェ=ルブラン―終幕
      前半pp.389-404.()/後半pp.404-420.(梅林

  第10章 ダヴィッド―亡命の画家
      前半pp.421-437.(中嶋)/後半pp.437-453.(渡辺


  関連文献
     1. ジュヌヴィエーヴ・アローシュ・ブジナック「エリザベート・ルイーズ・ヴィジェ・ルブランの美術修業」pp.17-23(高橋
     2. 大野芳材「女性画家と18世紀のパリ」pp.25-32(水谷
     3. 安井裕雄「競売目録を通してみたルブラン夫妻」pp.33-39(縄田

『マリー=アントワネットの画家 ヴィジェ・ルブラン―華麗なる宮廷を描いた女性画家たち』、三菱一号館美術館、日本経済新聞社、2011年

 第二部 期末レポート

//////////////////////////////