美学・美術史特殊講義二〇二四


授業の概要

この講義では、二〇二四年度開催の展覧会を紹介するほか、展覧会見学から美術史研究への展開について解説します。


授業の一般目標

一、展覧会の企画趣旨について理解する。
二、美術展や美術館の制度と背景について理解する。
三、美術展と美術史研究のつながりについて理解する。


授業の到達目標

知識・理解の観点

 一、基礎的な美術史の用語を理解し、それを用いて作品を説明できる。
 二、企画展、常設展、公募展、巡回展、回顧展、テーマ展などの展覧会を区別できる。

思考・判断の観点

 展覧会の企画趣旨を読み解き、それに対する自らの考えを述べることができる。

関心・意欲の観点

 一、国内で開催されている展覧会情報をチェックし、心の琴線に触れた展覧会 には実際に出掛けてみる。
 二、海外旅行に出掛ける際には、旅先の美術館や美術展を訪れる。

 

 

授業計画

企画趣旨についての解説や作品画像の上映によって、毎週一つずつ展覧会を紹介します。

10/4

<第一講> オリエンテーション

10/11

<第二講> 超絶技巧、未来へ!
10/18   (休講) ※「超絶技巧、未来へ!」展(県立美術館、〜11/10)自主見学
10/25 <第三講> 釜山ビエンナーレ2024

11/1

<第四講> 光州ビエンナーレ2024

11/8

<第五講> UBEビエンナーレ(ときわ公園)

11/15

<第六講> ヴェネツィア・ビエンナーレ第60回国際美術展 (1)

11/22

<第七講> ヴェネツィア・ビエンナーレ第60回国際美術展 (2)
11/29 <第八講> ヴェネツィア・ビエンナーレ第60回国際美術展 (3)

12/6

<第九講> 横浜トリエンナーレ2024

12/13

<第十講> 香月泰男「シベリア・シリーズ」 (1)

12/20

<第十一講> 香月泰男「シベリア・シリーズ」 (2)

12/27

  (冬季休業)

1/3

  (冬季休業)
1/10 <第十二講> ウクライナ美術史試論 (1)

1/17

<第十三講> ウクライナ美術史試論 (2)
1/24 <第十四講> 総括

 

 

リンク:シラバス


展覧会案内

・「没後50年香月泰男展 第三期1966→1974」(香月泰男美術館、10/11〜2025.1/13)

・「所蔵品展 No.166 香月泰男 ふるさととわが家」​(下関市立美術館、2025.1/4〜2/9)