OKADA Hiroko(1970−)
東京生まれ。1993年、多摩美術大学絵画科卒業。翌年、同大学研修生修了。在学中からグループ展に出品し、1996年ミヅマアートギャラリーで初個展。1997年「<私>美術のすすめ−何故WaTaKuShiは描かれたか」展(板橋区立美術館)に出品。98年の「VOCA'98展」に選出されるなど、現在旺盛に作品を発表している。その作品は、ドローイングや写真のカラー・コピー、擬音(言葉)、インスタレーションなどさまざまなメディアを駆使し、男性と女性の関係性について批評性をともなった独自の視点で語りかけたもので、現代の同世代の若者を中心に広く共感を呼ぶものと考えられる。
個展
1996 ミヅマアートギャラリー(東京)
「KISS」(Morphe '96企画)、銭湯清水湯(東京)
「Key to the love」、西瓜糖(東京)
1998 「僕たち、こんなことがあったよね」、ミズマアートギャラリー(東京)
グループ展
1991 「世紀末大パパイヤ缶」、世田谷美術館区民ホール(東京)
1993 gallery 21 (東京)
1995 2人展「hight and weight≠313.7・89.5」NWハウス(東京)
「寿限無」、SCAI THE BATHHOUSE (東京) (supported by ART BY XEROX)
1996 「寿限無」、小山登美夫ギャラリー(東京)(supported by ART BY XEROX)
「第4回ストリートギャラリー」(静岡)
「HOLY GIFT vol.1」、ミズマアートギャラリー(東京)
1997 「MARTIN」, The Commercial Gallery & 146 Blick Lane, London
「<私>美術のすすめ−何故WaTaKuShiは描かれたか」 、板橋区立美術館(東京)
「Two Thousand Bug」、ギャラリー流儀(東京)
1998 「VOCA '98展」、上野の森美術館(東京)
「TAKEOコミュニケーションデザイン1998」、スパイラル(東京)
「ゲームの規則」、ギャラリーアート倉庫(東京)
「TAMA VIVANT '98」、多摩美術大学(東京)
「ラヴズ・ボディ−ヌード写真の近現代」、東京都写真美術館(東京)、サントリーミュージアム(大阪)
その他の活動
1992 舞台美術「過食症の犬 拒食症の椅子」(劇団ミサイルボカン)、中野スタジオLife (東京)
1997 「増殖する家族風景」(インターネット上での作品展開)
ART BY XEROX会員
作家略歴作成にあたり、以下の資料を参考にしました。
作家略歴(編:丹羽晴美)/「ラヴズ・ボディ−ヌード写真の近現代」展図録 東京都写真美術館、サントリーミュージアム[天保山] 1998年
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