6月4日更新

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ご案内

 この度、山口大学客員教授の大石博之氏の先端技術セミナーを開催することになりました。講演題目は「斜面災害リスクの評価と管理に向けて」です。
 大石博之氏は、平成5年九州大学大学院理学研究科修士課程を終了後、西日本技術開発株式会社に入社され、主としてダム建設に係わる地質総合解析や地すべり地などの斜面調査、活断層についての活動評価業務に携われました。
 また、平成16年3月から平成18年3月まで山口大学工学部社会建設工学科に助手として勤務されました。その後、西日本技術開発株式会社調査解析部防災情報グループ所属となり、土木・建設事業におけるリスク評価を大きなテーマとして仕事に取り組んでおられます。
 今回の講演は現在大石氏が手掛けておられます斜面災害リスクの評価と管理の話題です。そのため、是非周りの方にも紹介いただき、多くの方の来聴を願っております。
 なお、講演場所等の情報は以下のようになっております。

      山口大学客員教授  博士(工学)  大石博之

西日本技術開発株式会社 調査解析部 防災情報グループ 課長

日時:平成21年7月9日(木)  15:00〜17:00
場所:山口大学 工学部 E講義棟 E21講義室
    (宇部市常盤台2-16-1)
主催:山口大学 産学公連携・イノベーション推進機構
    (Tel:0836-85-9961 Fax:0836-85-9962 E-mail:yuic@yamaguchi-u.ac.jp)
後援:土木学会中国支部
※この特別講演は土木学会継続教育プログラム(CPD)として認定されています。

講演概要

 土砂災害の被害は例年繰り返されています。土砂災害の被害から社会を守っていくためには、これまで以上に高度な災害リスクについての評価および管理が求められるようになってきました。これには、土砂災害危険箇所の基礎調査や道路防災総点検などの基礎データや伝統的な地形・地質調査方法などを効果的に活用しつつ、客観的かつ高精度な評価が可能な数理的手法を組み合わせることにより、効率的な事業計画を検討することが重要となります。本セミナーでは斜面災害リスクの評価と管理に関わる技術の現状と、今後活用することで大きな効果が見込まれる新手法の概要を、実際の事例を交えながらご紹介します。

         1.斜面災害リスクの評価・管理についての考え方
         2.斜面リスク評価に関わるこれまでの取り組み
         3.活用することで効果が見込まれる新技術の紹介
         4.実際の事例にみる斜面災害リスク評価と管理方法

会場へのアクセス

申し込み先:山口大学 産学公連携・イノベーション推進機構
       TEL:0836-85-9961 FAX:0836-85-9962
         E-Mail:yuic@yamaguchi-u.ac.jp

斜面災害リスクの評価と管理に向けて