近年、関東地域を中心に高校生や大学生の間で麻疹が流行しました。
麻疹は非常に感染力が強く、予防接種未接種者や予防接種を2回受けていない人は、麻疹に対する免疫力が不十分であると言われています。特に若年青年期集団の抗体保有率は低く、感染するリスクが極めて高い状態にあると言えます。
幸いにも、ここ数年、山口大学では麻疹の報告例はありませんが、麻疹の流行は、例年4月〜6月頃にピークを迎えます。また、大学生活では行動範囲も広くなり、教育実習やサークル活動、アルバイト等を通じて学外の人たちと接する機会も多くなります。
自分自身を麻疹の感染から守り、学生間での集団感染や感染拡大を未然に防止するため、入学する全ての学生の皆さんに、入学前に麻疹の予防接種を完了しておくようご協力をお願い致します。
なお、このような成人麻疹の流行対策として、2008年4月から5年間の期限付きで第3期(中学1年生相当年齢)、第4期(高校3年生相当年齢)を対象に、麻疹・風疹ワクチンの予防接種を「定期接種」として無料で受けることができます。一般に麻疹の予防接種を受けるには1万円程度の費用がかかりますが、第4期(平成4年4月2日〜平成5年4月1日生まれ)に該当する方は、平成22年度内であれば、住んでいる市町村が費用を負担してくれます。
年度が変わる大学入学後は、「任意接種」となるため有料になります。未接種の人は、今年度中に各高校及び各市町村などからの案内を参考にして、予防接種を受けて下さい。なお、「定期接種」対象年齢ではない人も、免疫があることが確実ではない場合は、医療機関と相談の上、予防接種をされるようお願いします。特に、教育実習や留学等の予定がある方は、抗体検査結果や予防接種証明書の提出を求められますので、必ず、入学前に予防接種を受けましょう。
本学の「入学の手引き」に綴じ込んである「健康診断票」の裏面には、予防接種歴及び罹患歴を記載する欄があります。麻疹に限らず、学内における感染症予防対策に役立てるため、母子健康手帳等で確認し、できる限り正確に記載するようお願い致します。
山口大学に在籍する全ての学生が、安心して健康的なキャンパスライフを過ごせるようご協力をお願い致します。