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検査値の見方 目次

                       

γ-GT

 

γ-GTとは

 γ-GTは、ALT、ASTと同じタンパク質を分解する酵素の一つです。腎臓にもっとも多く含まれ、ついで膵臓、肝臓、脾臓、小腸にもみられます。γ-GTは、肝細胞の中でも、毛細胆管側、胆管上皮、腸上皮細胞など、酵素の分泌と吸収に関連した部分に多く存在しています。そのため、肝臓に毒性のあるアルコールや薬剤などが肝細胞を破壊したときや、結石・ガンなどで胆管に閉塞して内部がつまったときに血液中にでてきます。γ-GTはアルコールにとくに反応し、しかも肝臓や胆道の病気があると、他の酵素より早く異常値を示します。そのため、一般にアルコールによる肝障害の指標になる検査として知られています。

疑われる病気

 γ-GTの値が80単位以上なら異常と考えられます。正常値より高い場合は、境界値であっても、アルコールや睡眠薬、精神安定剤をいつも飲んでいるかどうかを調べます。その上で、GOTやGPT、ALP、LAP、LDH、血清総蛋白などの検査結果を検討して病気を診断します。

 他の肝機能検査で異常が認められず、γ-GTだけが高い場合は、アルコール摂取が考えられます。一般検査ではこのケースがもっとも多く、異常値といわれた人の大部分は、飲酒の影響によるものです。

■肝臓障害・・急性肝炎の場合は、一般に値の上昇は少なく、44から99単位くらいです。慢性肝炎や肝硬変の場合には急性肝炎より検査値は高い傾向を示します。

■胆管閉塞による胆汁うっ滞・・胆管閉塞で胆汁がうっ滞している場合は、ビリルビンの上昇による黄疸があらわれγ-GT値も高くなります。

■薬剤服用・・抗てんかん薬や鎮静剤を服用している人は、高値になることがあります。

異常値のときどうするか?

 他の肝機能検査も高いとき

 アルコール性以外の肝臓の病気が疑われるので、医師の診察をうけ、さらに詳しく調べてもらう必要があります。

 他の肝機能検査が正常なとき

 いつもお酒を飲んでいる人のγ-GTが高値をしめす場合は、現在肝臓は悪くなくとも、将来はアルコールによる肝臓障害をおこす危険性が高いといえます。

飲酒家のかたへ

 よけいな負担をかけずにお酒を楽しむためには、せめて次の3つのことを心がけましょう。

●一日の酒量を3合以下におさえる・・ウイスキーダブル3杯、ビール大瓶3本が日本酒の3合にあたります。

●肝臓にも週休2日を与える。

飲むときはタンパク質をとる・・タンパク質を豊富に含んだおつまみをとりしょう。

       

 

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