令和4年12月19日（月）、"やまぐち地域医療セミナー2022そのあとで in 美祢 「意外と Mine の話」"を開催しました。
　やまぐち地域医療セミナーは、医学部生が県内の市町に出向き地域の暮らしを支える医療・保健の現状を実感することを目的に毎年開催されており、学生が早くから幅広い視野と地域医療に関心を持つ貴重な機会となっています。本企画は、やまぐち地域医療セミナーの参加者報告会として美祢市にて開催されました。
　当日は２部構成で行われ、第１部では医学部保健学科地域看護学研究室4年生7名(セミナー2021参加者含む)が、美祢市でフィールドワークとして卒業研究に取り組んだ成果を報告しました。第２部のグループワークでは、美祢市の子育て支援や介護予防に取り組まれている住民や美祢市健康増進課・福祉課の方々と共に、10年後も元気な美祢市のためにできることについて考えました。活発な意見が交わされ地域の情報交換や交流の機会にもなり、学生は住民の方々の思いを直接聞かせていただくことで、看護職として働く将来への学びを深めることができました。終わりに、山口県立総合医療センターへき地医療支援センターの原田昌範センター長から「学生の研究成果を踏まえて地域を知り、地域の人々とつながる素晴らしい取り組みである」と称賛がありました。

・やまぐち地域医療セミナー2022そのあとで in 美祢 「意外と mine の話」プログラム
　第１部　学生研究報告　（Zoomによる同時オンライン配信）
　　　　　テーマ1「高齢者の介護予防（通いの場）の取り組みの支援」
　　　　　テーマ2「地域の健康を目指した子育て世代と高齢者世代の世代間交流」
　第２部　グループワーク　学生が中心となり現地参加者と話し合い
　　　　　テーマ「これからのMine市(美祢市)　～10年後を見据えて～」

　主催：山口大学医学部保健学科地域・老年看護学講座地域看護学分野
　共催：やまぐち地域医療セミナー2022実行委員会