平成27年8月21日(金)、大学院医学系研究科基礎検査学分野 上田順子准教授による、第27回夏休みジュニア科学教室(山口大学医学部保健学科)「ミクロの世界をのぞいてみよう!」が開催され、県内約20人の小・中学生と保護者が参加しました。
はじめに、松、竹やキョウチクトウの葉などから自分の見たい植物を選び、葉の表面はどのような構造になっているのか、気孔と葉緑体はどのようになってい るのかを顕微鏡で観察しました。その後、口の中や尿の中の細胞を観察し、ヒトと植物の細胞はどこが違うのかを見比べました。そのほか、参加者が持参した野 菜や川の水など身近なものを、顕微鏡で観察しました。
参加した小学生は、「いろいろな形の細胞を見ることができ、とてもおもしろかったです。特にホウレン草を食べた後の尿中のキラキラした細胞に驚きまし た。また、検査技師という仕事にも興味を持ちました」と感想を述べました。身近なミクロの世界を見る楽しい教室となりました。