10月15日(金)、小串キャンパス内の頌徳碑(納骨堂)前において、平成22年度頌徳碑前祭ならびに遺骨返還式および感謝状授与伝達式がしめやかに執り 行われた。
医 学生の解剖実習は、「医学教育および医学の発展に貢献したい」という故人の尊い遺志とその御遺族の理解のもとに成り立っており、篤志をもってご献体いた だいた故人は、将来の医師・医療関係者を目指す学生にとって「一生涯の師」と言っても過言ではない。 式には、本年解剖させていただいた故人43柱の御遺族をはじめ、佐々木医学部長、高橋保健学科長および中村白蘭会理事長ならびに解剖関係講座の教授、教職 員、学生約350人が出席し、御霊に対し黙祷・献花が行われた後、佐々木医学部長から遺骨および文部科学大臣の感謝状が御遺族に手渡された。 引き続き、佐々木医学部長、篠田高次神経科学講座教授、中村白蘭会理事長、学生代表から故人と御遺族に対し感謝の挨拶があり、遺族代表の挨拶を最後に閉式 した。