2月8日(金)、山口大学医学部霜仁会館において、山口大学研究推進体「ストレス応答と関連した難治性疾患の克服のための戦略」成果報告シンポジ ウムが開催され、次世代を担う若手研究者16人の先端医学領域の研究成果に触れるべく、粉雪が舞う中、約80名の参加者がありました。
始 めに、三池秀敏学術研究担当副学長より「最も活発に研究されている研究推進体であり、今後も大学や国内外の研究の核・拠点となるよう頑張ってほしい。」と 挨拶があり、続いて坂井田功医学系研究科長が「このような立派な研究プロジェクトのシンポジウムにおいて、若い先生方にも発表の経験を積んでいただきた い。」と挨拶されました。
研究推進体代表者の中井彰教授からの「山口大学から研究プロジェクトへの強力なご支援に感謝している。今日はそれぞれの研究室から、特質・自信のある研究発表が行われることを期待している。」という言葉で発表が始まりました。
発表は二つのセッションに分かれ、セッションⅠでは「新規分子から病態解明へ」、セッションⅡでは「分子から疾患治療へ」と題し、8人ずつ発表が行われ、 若手研究者たちは、研究過程や医学応用への可能性を伝えました。発表の後には、質疑応答の時間が設けられ、活発な意見交換が行われました。