11月28日(木)、小野田工業高校において、小野田消防署と山口大学医学部との合同による保健指導が実施されました。
講師は医学部地域医療推進学講座の福田吉治教授、小野田消防署の中尾龍幸救急救命士他2名及び学生サークルのCode Orange(コードオレンジ)の学生9名で、外傷の応急処置及び心肺蘇生の講義・実技を行いました。
最初に、福田教授から挨拶があり、小野田消防署の中尾救急救命士から日常的な応急処置、Code Orangeの小関さんから心肺蘇生についての講義の後、実技に移りました。
Code Orangeは人形を使って胸骨圧迫の仕方やAEDの使用方法等、小野田消防署はタオルや雑誌など身近にある物での応急処置等を説明し、どちらの実技も生徒と一緒になって、楽しみながらも真剣に行っていました。
小野田消防署の中尾救急救命士は、「みんなが応急処置をすることによって、助かる命があるかもしれない。」、Code Orangeの瀬戸口代表は、「もし、心配蘇生が必要なときは、勇気をもってやって欲しい」と、生徒に呼びかけました。
最後に、生徒代表から、「とてもよい学習ができた。必要な時にできるようにしたい。」と、お礼の挨拶がありました。
Code Orangeの学生にとっても、救急救命士による実践的な実技を間近で見ることができ、良い体験また良い交流となったようでした。