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医療現場からの提案が製品化に!「歩行器装着用点滴スタンド"てんてく棒"」[2017.06.08] [病院]

 本院看護師長が、山口県内主要病院に対して行われた医療現場のニーズ調査において提案したアイデアが製品化されました。
 提案者の後藤直美看護師長は、歩行器を使用する患者さんが点滴中に移動する際、片手で点滴スタンドを持ちながらの移動は不便、危険であったことから、点滴中でも安心してスムーズに移動できるような点滴スタンドがあればと"てんてく棒"を考案し、やまぐち医療関連成長戦略協議会が開催した、平成26年度「医療現場の課題・ニーズ発表会」にて発表しました。"てんてく棒"は、既存の歩行器に簡単に取り付け可能な点滴棒で、輸液ポンプの取り付けも可能なものです。
 このたび、宇部市に本社を置く株式会社伸和精工により、後藤看護師長、前原理学療法士の指導と臨床評価並びに山口県産業技術センターの技術支援を受けて開発、製品化されました。これにより、医療現場の安全・安心な環境作りに寄与できることが期待されます。


歩行器装着用点滴スタンド「てんてく棒」※ピンクの部分

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