令和6年7月19日（金）、山口大学医学部附属病院において、山口県内病院事務部門における情報連携会を開催しました。本会は、徳山中央病院、山口県立総合医療センター、山口県立こころの医療センターと本院の４病院により、病院経営の厳しさが増す中、経費削減、増収の取り組み、また医療人材の確保等経営改善を遂行するために、各参加病院事務職員の更なるスキルアップ、情報の共有を目的とした会であり、今回がキックオフ開催です。
会場およびWEB参加のハイブリット形式で開催され、併せて49名が参加しました。
最初に、講師のエム・シー・ヘルスケア（株）鴨下氏より「地域医療機関による連携の必要性」をテーマとした講演があり、全国の先進的な事例と山口県における医療を取り巻く現状等が紹介されました。
続いて、「各参加病院の悩み事及びその解決策」についてグループワークを行いました。アイスブレイクもあり打ち解けた雰囲気のなか、多くの率直な悩み事に対して、他の参加病院の知見を共有することができ、経営の改善や人材の確保、人事の評価制度等について、病院の垣根を越えて今後さらに深堀していくことになりました。
地域医療の質の向上を目指して開催した本会ですが、連携強化のためには各院における事務職員の役割が重要であることを再確認しました。今後も多くの事務職員が本会に参加することで、地域病院の課題を共有し、その解決策を検討するとともに、地域病院のネットワークを強化していきます。
エム・シー・ヘルスケア（株）鴨下氏よる講演 グループワーク
会場には34名が参加