地方独立行政法人山口県立病院機構 山口県立総合医療センターと山口大学は、県内総合診療医の育成、へき地・在宅医療の取組強化及び自治医科大学出身医師への学位付与など、キャリア形成支援に関する協議を重ねてまいりました。
この度、双方で合意したこれらの協議内容に関する協定を締結いたしました。
令和6年11月20日（水）、国際ホテル宇部で行われた締結式では、自治医科大学卒後指導委員 教授の奥田 浩 様、山口県知事代理 山口県健康福祉部長の國吉 宏和 様、山口県議会議長代理 山口県議会副議長の島田 教明 様が立会人となり、地方独立行政法人山口県立病院機構 岡 紳爾 理事長と本学大学院医学系研究科 田邉 剛 研究科長が、自治医科大学出身医師への学位付与などキャリア形成支援に関する協定書に、山口県立総合医療センターの武藤 正彦 院長と、本院の松永 和人 病院長が、総合診療専門研修プログラムの連携等に関する協議書にそれぞれ署名を行いました。
また、山口県立総合医療センターからは、キャリア形成支援及び総合診療医育成に活用する目的で中村 康彦 統括副院長からの寄附の贈呈があり、本院の木村 和博 副病院長からは感謝状の贈呈がありました。
田邉 剛 研究科長からは「この度の協定締結は山口県の未来の医療にとって、極めて重要な意義を持つものである。山口県全体の医療の質を向上させ、県民の皆様に安心できる医療サービスを提供できる体制を構築してまいりたい」と挨拶がありました。
