3月29日(金)、病院長室において、平成25年度医学部附属病院トランスレーショナルリサーチ推進助成金交付授与式が執り行われ、採択された6件の研究者に採択通知書が交付されました。
トランスレーショナルリサーチ推進助成金は、新たな診断法や治療法開発にかかわるトランスレーショナルリサーチを助成することで、世界に誇れる先進医療の提供に貢献することを目的として、医学部附属病院において、平成23年度より始まりました。
平成25年度は、16件の応募があり、3月25日(月)開催のトランスレーショナルリサーチ推進助成金選考委員会において、6件の採択を決定しました。
採択された研究課題・研究代表者は以下のとおりです。
1.医学部附属病院 第二内科 助教 小林茂樹
「難治性心血管病に対する新しい診断法・治療法の開発と臨床応用に関する研究」
2.大学院医学系研究科 神経内科学分野 助教 清水文崇
「血液脳関門/血液神経関門を標的とした自己免疫性中枢神経/末梢神経疾患の
新規診断法の確立と新規治療の開発」
3.大学院医学系研究科 眼科学分野 教授 園田康平
「加齢黄斑変性症の病態解明と新規治療の開発」
4.大学院医学系研究科 環境統御健康医学分野 教授 田邉 剛
「非B非C型肝癌の早期診断法の開発」
5.大学院医学系研究科 小児科学分野 准教授 長谷川俊史
「新型インフルエンザ感染による気管支喘息発作重症化の予防方法の確立」
6.大学院医学系研究科 器官病態外科学分野 教授 濱野公一
「機能増強した自己骨髄細胞シートによる心不全治療」
なお、授与式では、園田教授の代理として、学内分担者である木村講師、田邉教授の代理として、学内分担者である山崎准教授がそれぞれ出席されました。