現在までの経歴，現在携わっている仕事は？

　平成２１年４月に学術情報課（図書館）利用者サービス係に配属され、平成２３年４月からは同課の情報管理係で働いています。
　利用者サービス係では利用者対応が主な業務でしたが、現在は館内に配架する資料の選書やデータの整備等を行っています。また、図書館内の業務の他にも、学内の貴重な学術資産保存のための委員会や、他大学図書館・博物館との連携事業に関わっています。　

山口大学（職員）の魅力は？

　山口大学には、豊富な知見を持つ教員、向上心のある学生と、それをサポートするアクティブな職員が沢山います。特に、図書館は全学部の教職員・学生と関わり、また数百年前の古文書から最新の学術資料までを扱う場所なので、色々な人やものから多くを学べることがとても魅力的だと感じています。
　また、山口大学ではスキルアップのために研修等の機会を多く与えていただけることも魅力の一つです。昨年度、山口大学の学術交流協定校であるインドネシアのガジャマダ大学で研修を受けさせていただき、学内の見学やディスカッションを通して自分の視野を広げることができました。

仕事をしているうえで楽しい，またはやりがいを感じることは？

　　

　自分の仕事によって、何かが変わった時や何かができた時、とても嬉しく、やりがいを感じます。昨年度、図書の選書方法を変えたことで利用数が増えた時は、嬉しさとともに、大学の教育・研究を支える学術情報を充実させることへの責任を感じました。最近では、40年程前に収集された民具資料を地下倉庫から空調設備のある部屋に移動した際、当時の糸車や樽が並んだ光景に、学術資産を後世へと伝えていくことの重大さを改めて感じました。
　山口大学には前身校等から何十年、何百年もの間受け継がれてきた貴重な資料が沢山あります。そういったものに触れられることも、山口大学で働いているからこそできる経験だと思います。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

山口大学職員を目指す人へメッセージ

　山口大学には色々な部署があり、学生、教職員、地域、協定校、他大学、企業等々、様々な人と関わって業務を行っています。
　自分が「楽しいな」「良いな」と思えることを大事にしながら、沢山の人と関わり、色々な経験を積んでください。そうして得た広い視野や、柔軟な発想、好奇心による知識は、きっと仕事をする中であなたを助けてくれます。
　また、その中で「山口大学の職員になりたい！」と感じたならば、きっとあなたには適性があります。ぜひ一緒に働き、もっと素敵な山口大学を、山口大学図書館を作っていきましょう。