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髄膜炎菌性髄膜炎
 Neisseria meningitidis(髄膜炎菌)は、流行性の髄膜炎および
電撃的菌血症(Waterhouse-Friderichsen症候群)の原因菌として知られ、髄膜炎は
五類感染症全数把握疾患に分類されます。
本菌は莢膜多糖体の血清型別で13型に分類されますが、疫学調査では、国内ではB,Y群、世界的に発生率の高いアフリカはA群、ヨーロッパ、北米はC群が多いとされています。
宿主はヒトのみとされ、伝播は健康保菌者(保菌率は5%)からの飛沫感染です。
国内での髄膜炎発生数は、過去4000例/年を超える時期がありましたが、現在は数例/年の稀な疾患となっています。
しかし、伝播力の強い菌であるため、迅速な診断と標準予防策に加えて飛沫予防感染対策が必須となります。
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