CCP第2回ジョイントセミナー開催の報告
11月14日及び15日にタイのチョンブリで第2回ジョイントセミナーを開催しました。
このセミナーは、日本学術振興会研究拠点形成事業『バイオ新領域を拓く熱帯性環境微生物の国際研究拠点形成事業(略称 CCP、参加国:日本、タイ、ドイツ、イギリス、ベトナム、ラオス、インドネシア 7カ国)』の一環として開催し、プログラムに参加する大多数の研究者が参加し、研究成果の紹介とともに他国の研究者と情報交換や交流を行うセミナーで2年に一度の開催を予定しており、今回は2回目となります。参加者として、日本全国より43名、ドイツ1名、イギリス1名、ベトナム4名、ラオス4名、インドネシア3名のほか、タイ全土から90名を超える研究者が参加しました。
本セミナーの開会に先立ち、山口大学名誉博士号が本学の岡学長によりタイ国のナパワン・ノパラットナラポーン博士へ授与されました。続いて、日本学術振興会のバンコクオフィス局長、カセサート大暫定学長、さらには、タイ学術会議(NRCT)事務局長の挨拶及び祝辞が述べられました。
セミナー開催中の2日間で、2件のキーノート、1件のプレナリーレクチャー、5つの小課題代表者による課題の紹介や各課題を代表する研究者による24件の口頭発表、また、80件のポスター発表が行われました。最後に、各国のコーディネーターによる所見が述べられ、今後の本拠点形成事業の方針が示されました。次回のジョイントセミナーは最終年度に日本で開催される予定です。
名誉博士号授与の様子
開会式前の会場内の様子と開会式後の記念写真
口頭発表の様子