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■ 就職活動情報誌の編集を手がける 農学部2年 藤田郁恵さん
農学部生物資源環境科学科2年生の藤田さん。
1年生の後期の時点で、すでに就職活動を視野に入れ、
大学で開催された就職活動交流会に参加したそうです。
現在は、先生や友達と共に、山口大学生協が出版する「山口大学就活Information 第2号」の年内発行に向けて、就職が内定した先輩方へのインタビューや雑誌編集作業に携わっています。忙しい毎日を送っている藤田さんにインタビューしました。
Q:1年生のときから就職活動をされてるってすごいですね!
よく言われます(笑)。「早いね〜」って。
でも、やりたいことや、将来進むべき道を考えたときに少し不安を感じたんです。4年生の先輩方はスーツに身を包んで就職活動をしていらっしゃる。3年後には自分もするのかな?どうやってするのかな?って。そう思っていた1年生の後期に学生支援センターの平尾先生の『キャリアデザイン』という授業があることを知り、受講しました。
その授業では、山大OB・OGの社会人の先輩方からご自身の就職活動体験など、様々なお話しを聞く機会もありとても勉強になりました。

Q:『山口大学 就活 Information』という雑誌の編集に参加したきっかけは?
<第1号の表紙。就職活動を体験した先輩方への
インタビューはもちろん、裏話などのおもしろい話も >
 『キャリアデザイン』の授業の中で、「就職活動交流会」という、学生同士で就職活動について学びあう会の紹介がありました。1年生でも、もちろん参加できるとの事で、
私も参加しました。その交流会で、アンケート回収のお手伝いをしたのがきっかけとなり、雑誌編集メンバーに加わりました。学生が主体となって、雑誌編集を行っていますが、携わっているメンバーは、人づてに集まった有志たちです。
Q:雑誌編集に携わって、良かったな〜と思うことを教えてください。
 この経験が私の就職活動にきっと役立つと思えることです。就職が内定した4年生や大学院2年生の先輩方に就職活動についてインタビューさせていただくのですが、まさに最新情報を聞くことができます。そのこと自体が私にとっての就職活動下準備と言うか、心の準備になっていると思います。何も知らないよりは知っている方が絶対にプラス!
そして何より、インタビューでいろいろお話しを伺ううちに「就職活動をそんなに怖がらなくてもいいんだ!」 と思えるようになりました。
<就職が内定した先輩へのインタビューの様子>
Q:逆に、困ったこと、大変なことを教えてください。
<お昼休みを利用してのミーティング。
中央が藤田さん、左が平尾先生。 >
 インタビューをするのが難しくて大変です。インタビュー後に、学生支援センターの平尾先生から、「これは聞きましたか?」「この点をもう少し詳しく聞いていないですか?」と指摘されます。インタビュー中には、無言の間(ま)があると、何か聞かなきゃ!と慌てたりします。
  もう1点、インタビューの原稿を書くこともまた大変。
インタビューしてその日のうちに原稿を書いてしまわないと、その場の雰囲気が頭から抜けてしまいます。先輩方のちょっとした一言なども、戦い抜いた就職戦線を語る上での代名詞ともなりうるので、その日のうちに原稿を書く。これがけっこう大変です。
Q:学内の『就職情報相談室』へは よく行きますか?
 はい。学生支援センターの平尾先生がいらっしゃいますので、雑誌編集の打ち合わせ等行きます。
就職情報相談室にはいろいろな会社の求人票や、就職活動情報誌が置いてあります。先生方もいらっしゃいますので、いろいろな就職相談もできます。
情報収集もできますが、相談に行く学生が多いのではないかと思います。

 →就職情報相談室のホームページ←
<就職情報相談室前には様々な掲示や
パンフレット等があります。>

Q:山口大学入学を考えている方へのメッセージ
 大学は、自分がやろう!という興味と意志と行動力があればいろんなことができます。
就職活動に関しても、 準備を始めるのに早すぎることは決してなく、『キャリアデザイン』などの授業も受けることができ、その中でOBの先輩方からたくさんの興味深いお話を聞くことが出来ます。支援体制が整っていると思いますので、努力があれば大丈夫だと思います。
Q:最後に、藤田さんが思う、山大の良さを聞かせてください。
 山口の良さになってしまいますが、田舎っぷりがすばらしいと思います。自然が好きな私にとって、すぐ裏に山があって、農場もある山大は最高の環境ですね!
私は「おもしろプロジェクト」に採択された「めだかの学校」の活動にも参加しているのですが、地域の方々との交流もあります。
濃い大学生活にたまに疲れることがあるけれど、そんな時は、山口の自然や人の温かさにとても癒されます。
山口大学就職情報相談室のホームページはこちら