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保健活動(地域・職域)でBDHQ活用を考える |
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初めてのBDHQ
地域診断のように集団の特性を知るために集計するには、次のこと考慮してください。わからないことやその他の疑問はメンバー登録してメーリングリストでお尋ねください。簡単にお答えできないとき内容のときは、書籍や研究者をご紹介します。 推定値のまま解釈してはいけない解析データの食品摂取量や栄養素摂取量(エクセルファイルのシート名「food」や「nutr」の値)は粗値です。このタイプの調査方法の特性からエネルギー調整が必要です。個人判定にも用いている簡単な方法は、摂取エネルギー量で割る方法です。エネルギー産生栄養素は重量をエネルギーに換算した値を、それ以外の栄養素は重量を、摂取エネルギー量で割ります(密度法)。前者は%エネルギーで、後者は1000kcal当たりという単位になります。 妥当性もエネルギー調整した値で検討されています。測定バイアスの影響を小さくするためです。 回答された選択肢そのものを用いるときには、調整の必要はありません。 もっともらしくないケースは集計から除く摂取エネルギー量が極端に少ない、極端に多いケースは、ふだんの食事を反映していない可能性が高いです。ケースごとの除いてください。たとえば、必要エネルギー量を基準に少なすぎる場合、多すぎる場合です。エネルギー調整しても、補正できません。 摂取量の分布は正規分布しない食品摂取量も栄養素摂取量のほとんどの場合、正規分布しません。ヒストグラムなどを描いて分布を確認してください。同じ人数のグループに分けて解釈することもされています。 食事調査のすべて―栄養疫学 第2版 W. Willett著 田中平三監訳 第一出版 2003 わかりやすいEBNと栄養疫学 佐々木敏著 同文書院 2005 公開されている食事質問票の例
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