1の部屋 の解説
ゲディス自身による解説
1931
「生:一般生物学の概観」 まとめと応用
1925
「生の表記」
1924
「生の地図化」
1924
「社会諸科学の提案された共働」
 

1)最初の小部屋
人生の最初の部屋は、受動的な外的世界である。フランスの社会学者Le Play の社会学的術語、 lieu、travail、familleをゲディスはこの部屋の分析調査のためのキーワードとしてそのまま英語に翻訳して採用している。「場所(Place)」「仕事(Work)」「人々(Folk)」がそれであり、生物学的な分析の場合には、環境(Environment)、機能(Function)、生体(Organism)と言い換えられることもある。「人々」と訳したのは、Folkであるが、主として家族や地域に共に住まう隣人たちを指す言葉なので「民族」と訳すと相応しくない場合の方が多い。……三つのファクターのそれぞれが出会う空間、そこがゲディスの言う「生きた統一」あるいは、緩やかな総合の場である。この九つの空間はどう読み解かれうるのか。例えば、「場所」の直下の空間は、右隣の「仕事」と出会う空間である。その空間は「仕事に影響された場所」を意味する。三つのファクターは縦の系列をそれぞれ支配し、横のファクターの影響を受ける、という形式になっている。
生の図式の最も基本となる図式が、これである。三つのファクターは、それぞれ四つのファクターによって更に細分されうる。たとえば、「人々」は、老若男女の四つである。従って記入はされていないが、最初の部屋は、三十六の小部屋に細分されうることになる  (論文12、「生:一般生物学の概観」1931,p.1407)。

 

 

 

 

 

A=場所

B=仕事

C=人々

aB=Aに影響されたB

 

 

 

 

 

 

 

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A
a-B
a-C
b-A
B
b-C
c-A
c-B
C